成婚のかたち　～増える40代50代再婚のカップル～

投稿日：2023.04.26

4月も残り少なくなってきましたね。連休のご予定はいかがでしょうか？
楽しいデートの予定を立てている方も多いでしょう。
成婚カウンセラー・色彩＆ライフアドバイザーの大平雅美です。

さて今日は最近増えている再婚のカップルのご紹介です。
人生100年時代ですので、再婚で新しい人生の伴侶と歩き始める方も少なくありません。
エクセレンス青山では20代・30代の方がもちろん多いのですが、
再婚やシニア婚などにも数多くの成婚実績がある相談所です。

本日ご紹介するのは、50代男性と40代女性の再婚同士のカップルです。
（個人情報保護のために一部は内容を変更しています）

男性は50歳代後半で会社経営をされている穏やかで素敵な方です。
お子様は複数いらっしゃいますが元奥様と同居で、いずれも成人されています。
お相手の女性は40代前半でお仕事をしっかりされているキャリア系の
お綺麗な方です。女性も再婚ですが、お子様はいらっしゃいません。

今日は男性側中心でお話を進めていきます。
エクセレンス青山は有難いことに社会的ステイタスの高い男性会員が
多い相談所です。この方もそういった男性で、外見も年収も学歴も申し分なく、
昔でいうところの3高男性です。年齢は50代後半でしたダンディな外見から、
40代女性からのお見合いお申込みはとても多く、時には20代の女性からの
お申込みもあるような魅力的な方でした。
ですからご自身が申し込みをされてもＯＫ率は同年令男性平均よりも高い方で、
お見合い成立までそんなに苦労されませんでした。

ご入会された時には、1年くらいを目安にというお話でしたので、
1年後の成婚退会を目指して活動を始めました。
もちろん、良い方がいたら数か月で決めても良いという前向きな活動です。
結果として、1年3か月で成婚退会をされました。
今婚活をされる方は50代以上の男女の方も多いので、
少しでも参考になればと思い活動の一部をご紹介致します。

（個人情報保護の観点から個人が特定できないようにしております）

まず15か月の活動期間、お見合い数は全部で35人。
40、50代男性はもっと多く1年で50人以上会う方もいらっしゃるので、
月に2.5人くらいですから平均かやや少ない方かもしれません。
（ただこの平均値は仮交際、真剣交際中はお見合いをしないので、
在籍日数として平均化すると意味のない数字かもしれません。）

では実際にお見合いを35人の女性として、
どちらかがＮＧで不成立だったのは17人、仮交際へ至ったのは18人でした。
お見合い後の仮交際移行率は私見データで一般的に約3割と思っていますので、
この方の場合は、OK率5割を超えています。
やはり実際にお会いしても女性から魅力的だと思われた、
ということが数字から分かります。

ではこの仮交際の18人の方とどんな感じで進んでいったかというと、
なかなか山あり谷ありでそんなに簡単にはいきませんでした。

50代再婚男性の多くのお悩みと共有できるところがあると思いますが、
真剣交際に進むにあたり、「お子様について」の価値観の相違で
うまくいかなくなることが何度もありました。

女性側からすれば、、、

・成人しているとはいえ、元妻側にいるお子様のことが将来的に気になる
・現段階でのお子様との交流
・二人にとってのお子様をどうするか

などが考えられます。
女性側もそのあたりははじめにしっかり聞いておきたい事項ですので、
この段階で価値観の違いということで終了になる方々もたくさんいます。
しかし自分が幸せになるためには妥協はできない点ですので、
無理に合わせて進むのはおすすめできません。

加えて、他の理由にもぶつかりました。

・女性からの駆け引き
・相手の反応が遅い、本音がわからない
・仕事や家族のことで忙しく会えるタイミングが双方合わない
・受け身の女性が多い
・私を楽しませて欲しいと思っている方が多い、女性発信はない
・自分の希望優先で、受け入れようとする感じがない

男性会員はこうした局面にぶつかり、1年経った頃に、
「もういい方はいないし1年経ったのでそろそろ退会を考えている」と
弱音を吐かれましたが、
ここでやめてしまったのでは、何もかもゼロになってしまいます。

何度か面談をさせていただき、再度気持ちを立て直したころに出会ったのが、
成婚退会することになる40代前半の女性です。ご自身もバリバリ働き、
聡明で依存体質ではなく自立されている方です。お互いの人生も大切にし、
パートナーとしてお互いを支え合うというお考えの女性でしたので、
今年の新年そうそうにお見合いをして、意気投合。
その後、週に1，2度のデートをされていましたが、
お互いの成婚退会への思いが同時になり、晴れて成婚の運びとなりました。

ここからいくつか学べることがあります。

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・ご縁がある相手が見つかるのは、タイミングであること

・諦めないで、活動の入り口を開けておく

・お互いに「この人に決める」という決断力があること

・相手にわかるように好意や本音を示すこと

・相手の人生を受け入れる包容力があること

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なかなか出会った相手にすぐにピンと来る方は少ないかもしれません。
もちろん妥協はしなくてよいのですが、自分の理想があまりにありすぎると
難しい面もあります。自分が結婚相手として外せない点は何か、
そして何が自分にとって最も大切なのかを再度考えられるのも
「婚活」の素晴らしいところです。

ご自身の条件が素晴らしい方でも1年以上活動が必要になることは多くあります。

焦らずにじっくり本当に幸せになる相手を見つけて欲しいと思います。

先月結婚を発表された日本テレビの水卜アナ。
日本で最も人気の高い女性アナウンサーですが、
水卜アナがこんなことを言っていました。「私が彼を幸せにします」

男性に幸せにしてもらうという姿勢ではなく、
能動的に自ら幸せを迎えにいっている感じが、私はすごく素敵だと思います。
男性だから女性だからではなく、好きな人のためにこうしたことを
言える結婚をぜひ皆様にもしていただきたいと思っています。
より良い活動にするために何でも専任のカウンセラーにご相談くださいませ。