婚活で出会った相手に病歴はいつ、どんな風に伝える?
記事の監修
エクセレンス青山 成婚カウンセラー
星野 今日子(Kyoko Hoshino)
結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。
病歴がある時、婚活で出会った相手にどのタイミングで、どのように伝えれば良いかわからないという場合があります。
また、病歴があると相手に敬遠されて婚活を行なう上で不利になるのではないか、あるいは、そもそも結婚相談所で婚活ができるのかと不安に感じる人もいるでしょう。
このコラムでは、
・結婚相談所での婚活では病歴を「お問い合わせ項目」に記載
・婚活で出会った相手に病歴を伝えるタイミングと伝え方
・婚活で病歴があると結婚しにくい?
・結婚相談所には入会時に病歴を伝えよう
・婚活で出会った相手に病歴はいつ、どんな風に伝える?
について解説します。
これを読むことで、婚活を行なう際、病歴について相手に伝えるタイミングや、そもそもそもそも婚活で不利にならないかなどについて参考になるのでぜひ最後までお読みください。
結婚相談所での婚活では病歴を「お問い合わせ項目」に記載
病歴がある人でも、結婚相談所で婚活することはもちろん可能です。
病歴がある人が結婚相談所で婚活を行なう場合は、事前に結婚相談所の担当者に相談し、プロフィールに掲出するかどうか、どのタイミングで相手に伝えるかなどを相談します。
結婚相談所では、お見合い前に相手に知らせておいた方が良いだろうと思われる病歴については、事前に「お問い合わせ項目」として掲出することができます。
お問い合わせ項目とは
「お問い合わせ項目」とは、プロフィール上に結婚相談所側だけに掲示される項目です。
そのため、会員同士では表示されていないことが多く、お見合い申し込みをするかどうかの検討時には影響しません。
ただ、結婚相談所側では掲出されているため、問い合わせ項目がある相手にお見合い申し込みをしたり、お問い合わせ項目がある相手からお見合い申し込みが来たりした場合は、必ず内容について確認が入ることになります。
病歴があっても相手のプロフィールを見て気に入ったため、気にしないという場合もあります。
しかし、内容によっては結婚生活に影響する可能性があるため、プロフィールは気に入ったけれど、病歴を知ってお見合い申し込みを取り下げるということもゼロではありません。
病歴でお見合い申し込みを取り下げらえることは、当人にすればとても残念なことでしょう。
しかし、後から伝えて交際を断られるよりも、事前に知ったうえでお見合いをしたほうがお互いに負担がないと言えます。
そのため、後々相手によっては問題となる可能性がある病歴については、最初からお問い合わせ項目として掲出しておくほうがお互いのためなのです。
お問い合わせ項目とする主な内容
お問い合わせ項目として掲出するのは、主に以下のような内容についてです。
既往歴(定期的に検査が必要なもの。今後再発の可能性がゼロとは言い切れないもの)
命に関わる病歴ではないが、定期的に検査を受けているもの。
妊娠・出産に関わる可能性があるもの。
などが、お問い合わせ項目として掲出することが多い病歴です。
今後の結婚生活に多少なりとも影響があるかもしれないような病歴がある場合に、記載しておくという考え方です。
そのため、既往歴はあるけれど現状は問題なく、これからの生活にも支障がないというものに関してはあえて掲出しなくても良いと言えます。
また、例えば過去に骨折をして入院していたが、今は完全に完治していて再発の可能性がない病歴についても記載しません。
また、お問い合わせ項目は病歴以外にも、「あらかじめお相手に伝えておきたい事項」がある場合も掲出することがあります。
お問い合わせ項目は掲出する内容が決まっているわけではなく、お見合い成立以降、相手とのトラブルを避けるためという考え方のもと掲出をすることが多いと言えるでしょう。
婚活で出会った相手に病歴を伝えるタイミングと伝え方
病歴は、必ずお問い合わせ項目に掲載しなければならないというものではありません。
内容によっては、お見合いで会った相手だけに伝えたり、交際に進んでその相手との未来を考えたいと思った時にだけ伝えたりするのでも問題はありません。
どのタイミングで伝えるかは、最終的にはその会員様の考え方次第となります。
病歴の種類や状況により伝えるべきタイミングは異なるため、結婚相談所の担当者と相談して決めるのがおすすめです。
お問い合わせ項目で伝える方法以外には、以下のような方法で相手に伝えることが多いのでご紹介します。
プロフィールに掲載する
病歴について、お問い合わせ項目ではなく、プロフィールに記載するという方法もあります。
特に隠す必要はない、あらかじめ自分に関心を持ってくれた全員に知っておいてもらいたいという場合の掲出方法です。
ただ、病歴についてはあまりプロフィールに直接記載する人はいないので、この方法は稀と言えるでしょう。
お見合い申し込み時に伝える
お見合い申し込みをする際、結婚相談所経由であわせて伝えてもらうという方法があります。
相手はその病歴を見て、お見合いを受けるかどうかを判断するということになります。
お見合いが成立してからカウンセラー経由で伝える
お見合いが成立した後、結婚相談所経由で病歴を伝える方法です。
病歴としては軽いもの、それほどお見合い実施に影響しないであろう内容についてはこのような方法をとることもあります。
お見合い時に伝える
お見合い当日に相手に病歴を伝えるという方法です。
字面で見るよりも、本人の口から説明したいという場合にはこのような方法で伝える場合もあります。
相手が気になることにも、本人からきちんと説明できるというメリットがあります。
質問をされたら、隠さず真摯に返答しましょう。
ただし、あまり重くなりすぎないよう話すことも大切です。
相手は今後の結婚生活にどの程度影響しうる可能性があるのか、が最も気になる点です。
今後の発症可能性がゼロではないのであれば、その事実を伝えた方が良いでしょう。
しかし、発症可能性が低く、今のところ何の問題もないのであれば、きちんとそれを伝えることが大切です。
交際に入ってから伝える
結婚前に病歴は伝えておきたいが、全ての相手に言いたくはないという場合、交際に入って結婚を考えたいと思う相手にだけ伝えるという場合もあります。
関係がより深まっているので、病歴についても理解をしてもらいやすいというメリットがあります。
ただ、病歴の内容によってはもっと早く知らせてほしかったと言われる可能性もあるため、このタイミングで伝えるので本当に問題ないかはきちんと見極める必要があるでしょう。
婚活で病歴があると結婚しにくい?
婚活で病歴があると、結婚しにくいのではないかと不安に感じる人もいるでしょう。
これについては、影響はゼロとは言い切れません。
病歴の内容によっては、結婚相手としては敬遠されてしまう場合もあるでしょう。
しかし、病歴を相手がどのように受けとるか、その受け取り方は相手によって異なります。
気にする人もいれば、今は症状が出ていないなら問題ないと考える人もいます。
病歴があっても婚活で相手を見つけて結婚している人も大勢います。
最初からあきらめてしまうのではなく、理解してくれる相手を見つけましょう。
すでに完治している病歴は伝えるべき?
すでに完治している病歴については、必ずしも伝える必要があるわけではありません。
今後発症しないことがわかっていて、結婚生活に何の影響も及ぼさないような病歴であれば、わざわざ説明しなくても良いと言えます。
ただ、相手に言わないことに心苦しさを感じるというタイプの人は、伝えることで安心できる場合もあるでしょう。
このようなタイプは、ご自身の判断で伝えるので問題ありません。
結婚相談所には入会時に病歴を伝えよう
結婚相談所で婚活を行なう場合は、入会時に必ず病歴があることを担当者に伝えましょう。
そのうえで、病歴についてどのように掲出するかについて相談をして決めるのがおすすめです。
病歴の内容により、結婚相談所の担当者がベストなタイミングや掲出方法をアドバイスしてくれます。
結婚相談所メリットは事前に病歴を伝えられること
病歴のある人が結婚相談所で婚活するメリットは、事前に相手に病歴を伝えることができる点です。
相手が自分の病歴についてわかった上でお見合いをしたり、交際をしたりしているので、「病歴についていつ言おう」と悩む必要がなくなります。
これは病歴のある人にとっては、負担を軽減できる大きなメリットと言えるでしょう。
婚活で出会った相手に病歴はいつ、どんな風に伝える?まとめ
婚活で病歴がある人が相手を見つけるのは、大変な場合もあるでしょう。
しかし、事前に相手にきちんと伝えておくことで、その後のトラブルを避けることができます。
またいつ病歴について話そうと悩む必要がなくなる分、心の負担も軽減できるでしょう。
結婚相談所では、病歴がある人でもがんばって婚活をして、良い相手を見つけています。
大切なのは、あきらめず活動をすることです。
エクセレンス青山では、会員様一人一人に担当カウンセラーがついてきめ細やかなサポートを行っているため、安心して活動いただけます。
壁にぶつかった時、分からないことがある時なども、すぐに相談をして解決していくことができるため、婚活の難しさを軽減させることができます。
また、エクセレンス青山がどんな結婚相談所か事前に知っていただくために、正式入会前に試していただけるトライアルコースがあります。
トライアルコースは安価で利用できるうえに、正式入会後と同じシステムやサービスを利用できるので、自分にあった相談所かどうかを事前に確認できるので安心です。気になる方はぜひ一度ご相談ください。