捨てるということ
記事の監修
エクセレンス青山 成婚カウンセラー
星野 今日子(Kyoko Hoshino)
結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。
みなさんは失った恋をどうしていますか?
きれいさっぱりと忘れて次の恋に向かえますか?
それとも、どうしても忘れられずに引きずってしまいますか?
恋を忘れられないといっても、「思い出」として忘れないのはいいと思うのです。
しかし、傷として残してしまうのは問題です。
新しい恋をしようとしても傷がうずいてしまって一歩が踏み出せない。
あるいは、恋人ができてうまく行き始めたのに、疑心暗鬼になり、不安から逃げ出すように自ら恋を終わらせてしまう。
どちらにしても悲しいことですね。
人の記憶に残るのは「良いこと60%」「悪いこと30%」「どうでもいいこと10%」なのだそうです。
だから、自然な流れでいけば徐々に苦しみは薄れていくはずなのです。
それがいつまでも残ってしまうのは、自分がその苦しみを手放そうとしないからでしょう。
手放せば、それを学びとして成長することもできますが、いつまでも囚われていればそこに留まったままなのです。
人間は「見ているものに吸い寄せられる」ものです。
つまり、心の傷を見ているうちは、いい恋に踏み出せないのは当たり前のことなのです。
ですから…顔を上げて前を見てみましょう。
目の前にいる人を前向きに見てみましょう。
そして、これから始まる恋を信じてみましょう。