コラム

餅は餅屋

記事の監修

エクセレンス青山 成婚カウンセラー

星野 今日子(Kyoko Hoshino)

結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。

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「餅は餅屋」という言葉があります。
「餅は餅屋の搗いた餅が一番うまい」つまり「その道のことは専門家が一番だ」ということです。

ある男性にこんなことがありました。
知人が「結婚希望男性はいませんか?」と周囲に漠然と呼びかけていたのです。

その男性は結婚願望があったので挙手しました。
知人は自分の持っている彼の情報を相手女性に伝えたそうですが、
それほどその男性と深い付き合いではないので詳しい情報は知りませんでした。

そこで知人は男性に「結婚相談所のプロフィール欄に載っているようなことでいいので教えてください」と頼んだのです。
彼はプロフィールを教えたのですが、相手女性の答えは結局「ノー」だったそうです。

その女性と彼とは年齢差もあり、学歴やおそらく育ってきた環境も違っていたことでしょう。

「女性がどういう人を望んでいるのか?」「どんな結婚を理想としているのか?」
といった情報は、その男性にはいっさい伝わっておらず、
ただ「結婚願望が強くて、結婚に対して非常に焦りを感じている」ということだけが知らされていました。
これだけの情報で仲介をしようとする知人の方に「無謀」という言葉さえ浮かんだそうです。

この話を聞いたとき、「素人が面識のない他人同士を結びつけるのは難しい」と思いました。
「結婚したい」だけでは紹介しようがないのが当たり前だと思うのです。
これがただの彼氏・彼女が欲しいというだけなら、紹介して「あとは自分たちでどうぞ」と二人に投げてしまえばいいのですが結婚となると違います。
詳細かつ繊細な情報をもとにマッチングをさせていく作業に専門家たるゆえんがあるわけです。

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