婚活で同時進行は当然なの?ルールやメリット、成功のコツを解説!
記事の監修
エクセレンス青山 成婚カウンセラー
星野 今日子(Kyoko Hoshino)
結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。
婚活を始めてから、「同時進行」に戸惑う方を多く見かけます。
通常では、「複数の相手とのメッセージやデートを重ねること」は二股とみなされますが、婚活では一般的に行われているため、難しさを感じるかもしれません。
同時進行のやり方や成功のコツを押さえれば、婚活をスムーズに進められるでしょう。
このコラムでは、
- 「婚活の同時進行」とは?
- 婚活を同時進行するメリット
- 婚活を同時進行するデメリット
- 婚活で、「同時進行している」と伝えた方がいい?
- 「婚活を同時進行している?」と聞かれた。乗り切る方法2つ
- 婚活の同時進行を成功させたい!6つのコツ
- もし、「婚活で同時進行をされている」と感じたら?
- 婚活で同時進行は当然なの?ルールやメリット、成功のコツを解説!まとめ
について解説します。
これを読むことで、婚活で同時進行するルールやメリット・デメリット、成功のコツなどがわかるので、ぜひ最後までお読みください。
「婚活の同時進行」とは?
「婚活の同時進行」とはどのような婚活方法なのでしょうか。
ここからは、婚活の同時進行についてや、仮交際と真剣交際の違いを詳しく解説していきます。
婚活の同時進行とは「仮交際で複数人とデートすること」
婚活の同時進行とは「仮交際で複数人とデートすること」です。
「仮交際」とは、結婚相談所のお見合い後に、メッセージやデートを重ねて交際相手を探す期間のこと。
仮交際期間に同時進行することで、結婚相手を効率的に探すことが可能です。
一般的に、複数の異性との交際は「浮気」や「二股」と認識されますが、結婚相談所での活動では同時進行が推奨されています。
これは、婚活が自由恋愛とは異なり、結婚相手を探すことが目的の活動だからです。
複数の相手と円滑に仮交際を進め、将来のパートナーを見つけてみましょう。
「仮交際」と「真剣交際」の違い
結婚相談所では、以下のように「仮交際」「真剣交際」と呼ばれる期間が設けられています。
- 仮交際:結婚相談所でのお見合い後、デートを重ねながら交際相手を決める期間
- 真剣交際:仮交際後、1人の相手と結婚を前提に交際する期間
仮交際は交際相手を探すための期間ですが、真剣交際は文字通り真剣に1人の相手と交際する期間です。
このため、仮交際から真剣交際に発展した場合は婚活を中断し、他の相手と連絡を取るのを止める必要があります。
ちなみに、真剣交際になってから同時進行をするのは厳禁です。
婚活の検索システム上でも、他の相手に申し込みができないようになるので注意しましょう。
婚活を同時進行するメリット
婚活を同時進行するメリットは、以下の4つです。
- 複数人を比べながら相性のいい人を見つけられる
- 交際相手を短期間で探すことができる
- 異性との会話に慣れることができる
- 心の負担を和らげられる
では、上記4つについて解説していきましょう。
複数人を比べながら相性のいい人を見つけられる
婚活を同時進行すると、複数人を比べながら相性のいい人を見つけられます。
同じ時期に複数の相手とデートを重ねていけば、「第一印象はAさんが良かったけど、結婚相手として相性がいいのはもしかするとBさんかも…」といった比較が可能です。
一方、1人の相手とだけしかデートをしない場合、本当にその人と相性がいいのか判断しづらくなる場合もあるでしょう。
交際相手を短期間で探すことができる
婚活の同時進行は、交際相手を短期間で探すことができるメリットもあります。
1人の相手とだけデートを重ねる方法だと、相性が合わないとわかった段階でもう一度新しい相手とお見合いから始めなくてはいけません。
しかし、複数の相手と同時進行すれば、同じ期間内で相性のいい人を見つけられる可能性がぐっと高まります。
数か月~数年も婚活期間を短くできるケースもあるので、同時進行のメリットは大きいといえるでしょう。
異性との会話に慣れることができる
婚活では、同時進行することで異性との会話に慣れることができます。
婚活を始めたばかりで異性との会話が得意でない方でも、複数の相手と話をしていくうちに上手くコミュニケーションが取れるようになるでしょう。
異性とのやり取りに慣れると、会話以外にも異性の考えが理解しやすくなるなどのメリットもありますよ。
心の負担を和らげられる
婚活で同時進行をすることで、心の負担を和らげられます。
複数人の相手と同時進行すると、候補が1人ではないので、仮に断られてしまったときでも精神的な落ち込みを軽減できるでしょう。
できるだけ気持ちを楽に活動するためにも、同時進行は役に立つ方法なのです。
婚活を同時進行するデメリット
婚活を同時進行するデメリットは、以下の3つです。
- 複数人とのやり取りに慣れる必要がある
- 自分の時間が少なくなる
- デート代の出費が増える
こちらでは、上記3つについて解説していきます。
複数人とのやり取りに慣れる必要がある
同時進行をしていくには、複数人とのやり取りに慣れる必要があります。
複数人とのメッセージ交換やデートをこなすのは、1人の相手と交際するよりも行動すべきことが多くなるでしょう。
また、複数の相手とやり取りしていくため、お断りをする相手も増えるという側面もあります。
しかし、どちらにしても同時進行を続ければ慣れていくものなので、あまり気負わずに活動していきましょう。
自分の時間が少なくなる
同時進行でデートの回数が増えると、自分の時間が少なくなるというデメリットもあります。
「多少プライベートな時間がなくても問題ない」という方であれば負担に思わないかもしれませんが、ストレスに感じる方も多いでしょう。
自分の時間が持てなくなって辛い場合は、交際相手の人数を少なくしてみるなどの方法で、リフレッシュしながら活動すると良いですね。
デート代の出費が増える
複数人とデートを重ねることで、出費が増えるというデメリットもあります。
相手が1人であれば出費も限られますが、複数人とのデートでは交通費や食費といった費用がかさむことも多いです。
出費が許容範囲を超えないように確認しながら、無理なく進めていきましょう。
婚活で、「同時進行している」と伝えた方がいい?
婚活で同時進行をする場合は、正直に伝えなくても良いでしょう。
というのも、相手によっては落ち込ませてしまったり、悩ませてしまったりなどが考えられるからです。
なお、婚活での同時進行は推奨されている活動方法なので、真剣に婚活しているのであれば同時進行について伝えないことに罪悪感を持つ必要はありませんよ。
「婚活を同時進行している?」と聞かれた。乗り切る方法2つ
「婚活を同時進行している?」と聞かれたときに、乗り切る方法は以下の通りです。
- 正直に伝える
- はっきりとは伝えない
では、2つそれぞれについて詳しく解説します。
正直に伝える
「婚活を同時進行している?」と聞かれたら、正直に伝えるのも1つの手です。
正直に伝える場合は、「結婚相手として相性のいい人を探したいから、1人だけでなく複数の人と話をしながら決めたい」といったように素直に応えるのがおすすめです。
同時進行は真剣な婚活において当たり前のことなので、正直に伝えることで「素直な人」だと思われ、好感を持ってくれる方もいるでしょう。
はっきりとは伝えない
はっきりとは伝えないという答え方もあるでしょう。
この場合、同時進行について聞かれたら、「少しやり取りしたこともあったけど、今は同時進行をするのは気が進まないな」などのような伝え方が考えられます。
「婚活で同時進行が悪くないことは知っているけど、相手にはどうしても伝えたくない…」という方は、このような方法で対応するのが良いかもしれません。
婚活の同時進行を成功させたい!6つのコツ
婚活の同時進行を成功させるための6つのコツは、以下の通りです。
- スケジュールを上手く調整する
- 各相手の情報をメモしておく
- 同時進行は3人までにする
- 相手との距離感は平等にする
- 結婚相手に求める条件を決める
- 焦って頑張りすぎない
こちらでは、上記6つのコツについて解説していきます。
スケジュールを上手く調整する
スケジュールを上手く調整するのが同時進行を成功させるコツです。
相手が1人だけならデートの予定を調整するのも簡単ですが、複数の相手となるとポイントを押さえる必要があります。
ポイントとしては、「デートの予定をだぶらせないこと」と「デートの間隔を空けすぎないこと」です。
スケジュール管理のミスで同じ日に複数のデートを予定してしまうと、デートを断る必要があり、断られた相手は「あまり好かれていないのかな…」と思ってしまうことも。
また、デートの間隔を空けすぎてしまうのも、同じく相手に「あまり興味を持たれていないのかも…」と考えられてしまいます。
これらの対策として、スマホなどのスケジュール機能を活用してミスのないようにすることや、デートの間隔を不安にさせにくいよう2週間ほどを目安に入れておくと良いでしょう。
複数の相手とのデートスケジュールは過密なものになりがちですが、コツを押さえて慣れてくれば上手くこなせるようになりますよ。
各相手の情報をメモしておく
各相手の情報をメモしておくと、複数の相手とコミュニケーションが取りやすくなります。
メモを取らず記憶に頼ると、他の相手と勘違いして会話をしてしまい、「やっちゃった…」と後悔することも。
間違えずに円滑な会話をするためにも、各相手の特徴や趣味、過去に話した内容などをメモしておくのがおすすめですよ。
趣味や過去の会話などをメモしておくと、相手も「自分の言ったことを覚えているんだ」と好感を持ってくれるでしょう。
同時進行は3人までにする
同時進行は3人までにすると、無理なく活動できます。
複数のデートをこなすなど、同時進行は忙しくなりがちなので、相手が4人以上になると人によっては負担に感じることも。
楽しみながら婚活することを考えると、相手は3人までにするのがおすすめですよ。
相手との距離感は平等にする
真剣交際までは、相手との距離感を平等に保ちましょう。
距離を縮めすぎてしまうと、1人に絞る際に断りづらくなったり、断るときに相手を傷つけることにつながったりします。
無意識にボディタッチなどをしてしまう方は、近づきすぎないように意識をしてみると良いでしょう。
結婚相手に求める条件を決める
結婚相手に求める条件を決めて、同時進行をするのも一押しです。
同時進行で複数の相手を単純に比較するだけでは、結婚相手として相性がいいか判断しづらいこともあります。
「価値観が合う」「一緒にいると居心地がいい」「趣味が合う」など、明確に条件をリストアップすると、将来のパートナーを見つけやすくなるでしょう。
結婚相手に求める条件については、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
焦って頑張りすぎない
焦って頑張りすぎないのも、同時進行を成功させるコツの1つです。
同時進行は、効率よくパートナーを見つけるのには適した方法ですが、「浮気や二股に抵抗を感じる」という方は、気持ちが疲れてしまうことも。
こういった疲れが理由で婚活を諦めてしまう方も少なくないため、マイペースに活動するのが大切です。
同時進行での疲れが溜まってしまった場合は、家族や友人、結婚相談所のアドバイザーに相談し、ゆっくり自分の気持ちを見つめるのも重要かもしれませんね。
もし、「婚活で同時進行をされている」と感じたら?
もし、「婚活で同時進行をされている」と感じた場合、以下の同時進行をしている人の特徴をチェックしてみましょう。
- メッセージの返信が遅い
- デートの予定がなかなか組めない
- 過去の会話を覚えていない
- 何度目かのデートから連絡が来なくなった
上記のような特徴がある場合、もしかすると相手は同時進行をしているのかもしれません。
相手が同時進行をしていることは婚活においてよくあるケースですが、慣れないうちはショックを受けてしまう方も多いでしょう。
心の負担を減らすためにも、焦りすぎずマイペースに活動し、時にはリラックスしてみると良いかもしれません。
婚活で同時進行は当然なの?ルールやメリット、成功のコツを解説!まとめ
結婚相談所の婚活では、効率的に相性のいい相手を見つけられる「同時進行」が推奨されています。
ただ、同時進行に慣れていない方は進め方に戸惑いを感じることもあるでしょう。
このため、結婚相談所を選ぶ際は、サポート体制が充実しているかをチェックするのがおすすめ。
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