コラム

結婚はなぜするの?コロナ前より高まる結婚願望

記事の監修

エクセレンス青山 成婚カウンセラー

星野 今日子(Kyoko Hoshino)

結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。

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結婚願望がない人にとっては、結婚をなぜするのか、なぜ必要だと言う人がいるのかは理解できないことの一つでしょう。

しかし、昨日までは結婚願望がなかったのに、ある日突然結婚したいと言う気持ちが芽生えることは意外とあり得る事です。

ではなぜ多くの人が結婚をするのでしょうか。
例えば離婚を経験しても、再婚をする人もいます。

このコラムでは、

・コロナ前と比較して約3割が結婚したくなったと回答
・なぜ結婚が必要なのかがわからないと思う人の理由
・結婚相談所に相談に来る結婚したい人の理由
・年齢を重ねた自分を想像して本当に結婚しなくて良いかを考えよう
・結婚はなぜするの?コロナ前より高まる結婚願望まとめ

について解説します。

これを読むことで、人はなぜ結婚するのか、その理由がわかり、自分の将来を考える参考になるのでぜひ最後までお読みください。

 

コロナ前と比較して約3割が結婚したくなったと回答

ブライダル総研「恋愛・結婚調査 2021」によると、コロナの流行前と比較するとおよそ3割が「結婚したくなった」という意向に変化したと発表しています。

また、結婚意向のない人もおよそ1割が結婚したくなったという意向に変わっているという結果が発表されています。

参考:「恋愛・結婚調査2021(リクルートブライダル総研調べ)」

結婚したいという意向に変わった理由

結婚意向がなかった人が、コロナ前よりも結婚したくなったと答えた理由としては、以下が挙げられています。

家族としての絆
人間として成⾧
性的な充足
税金や社会保障で有利
社会的信用

コロナや震災などの心理的な不安が高まった時、人は誰かと一緒にいたいという思いが強くなる傾向にあります。
そのため、家族としての絆や社会保障などによって得られる安心感、家族から得られる人間としての成長などを求め、結婚したいと考える人が多くなるようです。

 

なぜ結婚が必要なのかがわからないと思う人の理由

一方、コロナなどの不安な事象が起きたとしても、結婚したくないという意向が変わらない人ももちろんいます。

結婚をなぜするのかわからないという人たちが、そのように考える主な理由には以下が挙げられます。

あらゆる自由が奪われる

結婚をなぜするのかがわからないという人の理由で最も多いのは、あらゆる自由がなくなるというものです。

独身の時には、すべての時間、すべてのお金を自分の自由に使うことができます。
好きな時に起きて、好きな時に遊べて、好きなことに好きなだけお金を費やすことができるのが、独身の特権と言えるでしょう。

対して、結婚をすると、時間もお金も家族のために費やさなければいけないことが増えます。

愛する家族のために時間やお金を費やすことをいとわない人もいます。
しかしそれが我慢できない人にとっては結婚そのものに魅力を感じにくいため、なぜ結婚するのかと感じるのでしょう。

他人と暮らすのは面倒

一人暮らしは気楽なものです。
何もかも自分の好きなように過ごすことが出来ます。
家の中を自分の好きな家具や電化製品にすることができますし、食事や掃除も好きなタイミングですれば良いのです。
住む場所も、自分にとって最も都合の良いところを選べば良いだけです。

しかし、結婚をすると例え好きな相手であろうとも、違う人間が一緒に暮らすようになるため時にはぶつかることもあるかもしれません。
お互いに好ましいタイミングが異なるため、時には相手に合わせることも必要になります。

何も気にする必要がなかった一人暮らしの時とは、少なからず面倒な面が出てくるという点は否めません。

お金がかかる

家族を持つと、新たに必要になるお金が増えることになります。
家賃や光熱費、子供が出来れば育児や教育にかかる費用など、一人の時よりも必要になる出費が増えます。

共働きであればそれぞれの収入があることにより、世帯としての収入は増えることになります。
しかし、将来のことを考えて家や車のローンを組んだり、保険をかけたりなど、自分の好きな事だけにお金をかけるわけにはいかなくなります。

自分で苦労して稼いだお金を自由に使えなくなるため、結婚に疑問を持つ人もいます。

子供が欲しいと思わないので結婚する意味がない

子供が欲しいと思っている場合は、やはり夫婦が同じ戸籍に入っている方が各種社会制度の面において優位と言えるため結婚をした方が良いでしょう。

しかし、双方が子供を望んでいない場合、必ずしも籍を入れる必要はないのでは?と考える人もいます。

この場合、いわゆるフランス婚と呼ばれるような、籍を入れずに同棲をするという選択のほうが合理的だと考えるため結婚の必要性を感じないというものです。

周りの夫婦が幸せそうではない

周りに既婚者が増えて数年経つと、中には離婚する夫婦や、配偶者の悪口ばかり言う友人も出てくる場合があります。

結婚についての愚痴ばかりを耳にするようになると、結婚に対するマイナスの印象のほうが多くなります。
その結果、結婚なんてなぜするんだろうと思うようになる人も少なくありません。

メリットよりデメリットが多いと感じる

上記であげたような数々の結婚についてのデメリットを総合的に見た時に、メリットよりもデメリットのほうが多いと感じてしまう人もいるでしょう。

特に自分が自由に使える時間やお金など、今最も楽しく自由に過ごせている人ほどわざわざ制約の多い結婚をわざわざする意味がわからないと思うようです。

 

結婚相談所に相談に来る結婚したい人の理由

一方で、結婚のデメリットも理解した上で、それでもなお結婚したいと考えている人も大勢います。

結婚相談所に相談にくる人も、結婚に夢ばかりを抱いているわけではありません。
それでも結婚がしたいと考える理由には、以下のようなものがあります。

家族をもちたい

友人が大勢いたとしても、やはり「家族」は特別な存在です。

楽しいことも、辛いことも共に乗り越えていくことができる、最も信頼できる存在が「家族」です。

そんな特別な存在を自分も築いていきたいと考えるからこそ、デメリットもあるけれど、やはり結婚をしたいと思う人が多いのが「結婚」です。

子供が欲しい

家族をもちたいという理由と共に20代、30代に多いのは「子供が欲しい」というものです。

子供の存在は夫婦にとって唯一無二のものであり、大変な面もあるけれど、それ以上に与えてくれる幸せの大きさは言いようのない特別なものと言えるでしょう。

一人は寂しい

年齢を重ねるごとに友人や同僚が結婚をしていくにつれ、遊び仲間が減っていく時期があります。
相手に家族がいると気軽に誘いにくくなり、一人でいることに対する寂しさが大きくなるという人は少なくありません。

そんな時、自分も結婚して家族が欲しいと感じるものです。

また、コロナや震災など、何か起きた時にも一人でいることの寂しさや不安を実感し、結婚したいと感じる人が多いと言えます。

老後が不安

若いうちはそれほど気にならなかったものの、年齢を重ねるごとに老後に対する不安が募ってきます。

もしも自分が体調を崩したとき、誰にも看病してもらえなかったり、働けなくなり収入が不安定になったりした場合、どのように生きていくのだろうと考えると、急に不安に襲われたりするものです。

配偶者や子供がいればサポートしてもらえるのに、一人で生活をしていると病院の手配なども自分で行わなければなりません。
長い目で見た時に、やはり結婚をしてお互いにサポートし合えるパートナーが欲しいと考えるのも結婚をしたい理由としてよくあります。

両親を安心させたい

20代後半から30代にかけて独身の人が両親から一度は言われたことがあるであろう「結婚しなさい」「いい相手はいないの?」というプレッシャー。

愛する子供が生涯一人で過ごすことに対して心配しているからこその言葉だとわかっていても、面倒だなと感じてしまう人も少なくないでしょう。

しかし、自分の両親が徐々に年齢を重ねていく姿をみて、両親を安心させてあげたい、孫の顔を見せてあげたいと考え、結婚を考える人もいます。

 

年齢を重ねた自分を想像して本当に結婚しなくて良いかを考えよう

結婚に対してなぜするのかと疑問に感じている人が、結婚という選択をあえてしないことは決しておかしいことではありません。
自分の人生において何を優先するかで、結婚するかしないかが変わってくるでしょう。

結婚について考える際に大切なのは、若い時の自分の姿だけを見るのではなく、50代、60代と年齢を重ねた時の自分がどうありたいかを考えることです。

年齢を重ねれば重ねるほど、今よりも身体の自由が利かなくなっていたり、仕事で得られる収入が減っていたりする場合があります。
また、周りの友人は家族や孫に囲まれて過ごしているのに、自分は一人で過ごすことになるため寂しい思いをすることもあるでしょう。

結婚をしないことによる具体的なイメージを考えた時に、なお、結婚せず一人で生きていく選択をするのかどうかをしっかりと考えておくことが重要です。

結婚はしたいからといって誰でもすぐにできるわけではない

結婚は、したいからといって誰でもすぐにできるものではありません。

特に、年齢が上がるごとに結婚相手を見つける難易度は上がります。

国内最大級の結婚相談所ネットワークである日本結婚相談所連盟が調査した「成婚白書2021」の中に、年齢と成婚しやすさについての結果があります。
成婚の「しやすさ」とは、活動会員数における各要素(年齢・年収等)の比率を分母とし、成婚者における各要素の比率を分子として表したものです(100% = 平均)。

その内容によると、20代後半の男性の成婚しやすさは140%以上、30代前半の男性の成婚しやすさは150%、20代後半の女性の成婚しやすさは130%以上、30代前半の女性の成婚しやすさは120%以上で、いずれも100%を超えており相対的に成婚しやすいと言えます。

対して、年齢が上がるにつれ男女ともに成婚しやすさのパーセンテージは下がります。
例えば、40代前半の男性の成婚しやすさはおよそ100%、40代前半の女性の成婚しやすさは80%台まで下がり、いずれも若い時よりも成婚しにくくなっています。
年代が上がるとそのパーセンテージはさらに下がります。

つまり、結婚を本気で考えるのであれば、若いうちに結婚相手探しをした方がより良い相手と巡り合える可能性が高いということです。

そのため、現在結婚についてなぜするのだろうと具体的なイメージが持てていないとしても、本当に今後独身のまま過ごすのかどうかを若いうちから真剣に考え、結論を出した方が良いということです。

参考:結婚相談所ネットワーク IBJ日本結婚相談所連盟「成婚白書~2021年度版~」

 

結婚はなぜするの?コロナ前より高まる結婚願望まとめ

結婚に対して「なぜするのだろう」と疑問に思っているということは、少なからず結婚について関心があるということでしょう。

ただし、前述したとおり残念ながら結婚は年齢が上がるごとに難しくなる点は否めません。
本当に結婚しなくて良いのかどうか、早いうちからしっかりと考えることが大切です。

そしてもしもやはり結婚したいと思うのであれば、相手も確実に結婚をしたいと考えている人がいる場で婚活をすることをおすすめします。
結婚相談所には、結婚を本気で考えている人しか登録をしていません。
また、初めての婚活でもきちんとサポートする体制が整っているのも結婚相談所です。

エクセレンス青山では、会員様一人一人に担当カウンセラーがついてきめ細やかなサポートを行っているため、安心して活動いただけます。
壁にぶつかった時、分からないことがある時なども、すぐに相談をして解決していくことができるため、婚活の難しさを軽減させることができます。

また、エクセレンス青山がどんな結婚相談所か事前に知っていただくために、正式入会前に試していただけるトライアルコースがあります。
トライアルコースは安価で利用できるうえに、正式入会後と同じシステムやサービスを利用できるので、自分にあった相談所かどうかを事前に確認できるので安心です。気になる方はぜひ一度ご相談ください。

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