婚活で相手を探す条件が「高望み」と言われる理由
記事の監修
エクセレンス青山 成婚カウンセラー
星野 今日子(Kyoko Hoshino)
結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。
例えばどんな相手と結婚したいと聞かれた時に答えると、「高望みしすぎじゃない?」とか「そんな人いないよ」とか言われたことがあるかもしれません。
自分でもちょっと高望みしすぎているかなとわかっているのであれば良いでしょう。
しかし、一方で「自分の条件って高望みなの?」と疑問に感じている人もいるかもしれません。
このコラムでは、
・自分の婚活の条件は本当に高望みなのか?
・婚活の条件が高望みなのかどうかの考え方
・婚活の条件が高望みなのではないかと考えるべきタイミング
・婚活で高望みしすぎと言われないようにするためにすべきこと
・婚活で相手を探す条件が「高望み」と言われる理由まとめ
について解説します。
これを読むことで、高望みと言われる理由や、高望みと言われないためにするべきことなど、婚活を行なう際の参考になるのでぜひ最後までお読みください。
自分の婚活の条件は本当に高望みなのか?
自分の婚活相手に求める条件が、本当に高望みなのかどうかよくわからないという人もいるでしょう。
では、どのような条件を掲げると「高望み」と言われるのでしょうか。
高望みと言われる理由
高望みと言われる一番の理由は、周りを見渡した時になかなか出会える条件の人ではない場合が多いでしょう。
例えば、
医者、弁護士、会計士など、一般的にエリートと呼ばれるような職業についている男性
身長180センチ以上のイケメンなど、芸能人ばりの容姿を持っている男性
女優やアイドルのように美人あるいはかわいい女性
など、一般人とは少しかけ離れた条件を持っている相手を求めたとき、「高望み」だと言われることが多いでしょう。
しかし、実際に婚活をしている男性あるいは女性が、上記のような条件を掲げていなくても「高望み」と言われることがあります。
それはいったいどのような条件を指すと思いますか?
それは例えば、女性であれば年収、学歴、清潔感、やさしさ、誠実さなど、一つではなく複合的に様々な面で高いスペックを持っている相手を求めている場合です。
そんなにすべてが揃っている男性はいないと言われる場合があるでしょう。
また、男性であれば、自分の年齢に対して一回り以上若い年齢の女性を求めている場合なども同様です。
参考:日本の年齢階層別平均給与
婚活では、特に女性は男性の年収に一定の条件を掲げることがほとんどです。
具体的には、「500万円以上」といったようなしきい値です。
この金額を、高いととるか、低いととるかは人それぞれ異なるでしょう。
一つ忘れてはいけなのは、年収は年齢により大きく変わってくることです。
国税庁が発表している、日本の年齢階層別平均給与を知ることが、条件を決める際の目安になります。
■日本の年齢階層別平均給与(男性)
25歳~29歳 394万円
30歳~34歳 485万円
35歳~39歳 580万円
40歳~44歳 635万円
45歳~49歳 676万円
50歳~54歳 707万円
55歳~59歳 697万円
全体平均567万円
例えば結婚相手の男性の年齢を20代から30代前半くらいで考えている場合、「500万円」という年収は高すぎることになります。
これはあくまで年収だけにクローズアップした話ですが、このように年代ごとに備わっている条件は異なるため、年代を無視して一括りにして考えないことも大切です。
参考:国税庁「1平均給与」
婚活の条件が高望みなのかどうかの考え方
婚活の条件が高望みだと言われる理由については、前の項でご紹介しました。
しかし、実際に医者や弁護士など、高い収入が期待できる高スペックな相手と結婚している人もいます。
それにも関わらず、「高望み」と言われるのはなぜなのでしょうか。
これは一重に「婚活相手に求める条件と自分のスペックが、客観的に見て釣り合っているかどうか」です。
高スペックな男性、あるいは女性であれば、その相手に自分が釣り合っていれば「高望み」とは言われないでしょう。
しかし、自分のことは差し置いて、相手にそんな高い条件を求めるなんて!と思われた時、「高望み」と言われるのが一般的だと考えられます。
つまり、主観ではなく、客観的に自分自身を顧みて、自分が求める条件の相手と並んだ時に「お似合いだ」と思ってもらえるかどうかが、「高望み」なのかどうかを考える一つの考え方と言えるでしょう。
婚活の条件が高望みなのではないかと考えるべきタイミング
周りに高望みだと言われようとも、自分の結婚相手に求める条件は、自分が決めることです。
そのため、どうしても譲れない条件なのであれば、何と言われても気にする必要はないかもしれません。
しかし、だからといって婚活がうまく進むかと言えば別の話です。
例えば、結婚相談所で婚活をしていて、なかなかうまく相手とのお見合いが成立しなかったり、あるいは交際に進んでも、その後、必ず相手から交際終了を言われたりする場合は、条件について今一度考える必要があります。
なぜなら、うまくいかない何かしらの原因があると考えられるからです。
お見合いが成立しない時
結婚相談所で婚活を行なう場合、プロフィールを見て会ってみたいと思う相手がいたらお見合い申し込みをします。
しかし、いくらお見合い申し込みをしても成立しない場合は、申し込みをしている相手の条件を見直す必要があるでしょう。
なぜなら、相手の求める条件に、自分自身が当てはまっていない可能性があるからです。
特に、女性も男性も、相手の条件と乖離がある項目の一つに「年齢」があります。
女性は、自分の年齢に対して、上下5歳くらいまでの男性を求める傾向にあります。
一方、男性は、自分よりも年下で、なおかつ、20代~30代前半くらいまでの女性を求める傾向にあります。
男性については、自分が30代であっても40代であっても、求める女性の年齢層は同じで若い年齢の女性を求める人が多いです。
なぜなら、将来子供が欲しいと思っている男性が多いためです。
この埋めたくても埋められないお互いの条件の不一致をどちらかが譲って解消していかない限り、お見合いは成立しにくいと言えます。
条件に年齢が絶対なのか、あるいは年齢があきらめきれないのであれば、それ以外の条件を見直すなど考える必要があるでしょう。
交際が進まない時
お見合いが成立し、晴れて交際に進めたとしても、その後がなかなかうまくいかず、すぐに相手から交際終了の連絡を受けるという場合があります。
もしも交際終了が続くようであれば、交際中の自分自身の相手との接し方やデートの内容などを顧みる必要があるでしょう。
もしも条件の良い相手と交際が始まったとしても、相手は自分だけとは限りません。
好条件の相手ほど、自分以外の異性とも並行してお見合いや交際をしている可能性があります。
他の相手と比較したときに、十分に満足させることができる、好意をもってもらうことができるようにならなければ、交際は進んでいきません。
好条件の相手は人気があるということを、念頭に置く必要があるということです。
もしもこういった競争に打ち勝つことができないのであれば、相手の条件を見直してみることも必要かもしれません。
→出会える人と出会えない人の違いは歴然=だったら解決するだけ
婚活で高望みしすぎと言われないようにするためにすべきこと
婚活で高望みしすぎていると言われないようにするためには、その相手に自分が釣り合っていると思われることが一番です。
例えば、女性は結婚相手には経済力を求めます。
これは、女性自身がそれなりの稼ぎがあろうが、なかろうが同じです。
女性自身にそれほど稼ぎがない場合や、結婚したら専業主婦になりたいと考えている場合は、相手の経済力が重要になります。
しかし、女性自身にそれなりの稼ぎがあったとしても、自分と同等かそれ以上の収入を求めます。
自分よりも稼ぐことができない男性には、魅力を感じにくいのです。
しかし、女性が仕事で十分に稼げているからと言って、同じく稼ぎのあるスペックの高い男性が同等の稼ぎを得ている女性を求めるかと言えば別の話です。
男性は、女性の収入にはあまりこだわりはありません。
それよりも年齢や見た目を重要視する傾向にあります。
婚活において、女性の仕事での役職の高さや年収は、良くも悪くもあまり影響しない場合が多いのです。
収入や職業、学歴など条件の良い男性ほど、若くて見た目が自分の好みに合う女性を求めますし、そういう相手からのアプローチを受けることができます。
競争率の高い好条件の男性を求める以上、自分自身も相手に求めてもらえるような、釣り合いのとれる女性になるよう努力が必要ということです。
そしてこれは男性も同じことが言えるでしょう。
→モテない男性の特徴とは?モテない男あるあるとモテる男との違い
婚活で相手を探す条件が「高望み」と言われる理由まとめ
「高望み」は決して悪いことではありません。
婚活は自分の人生を大きく左右することなので、良い条件の相手を探したいと思うのは当然でしょう。
しかし、自分自身を磨くことを怠っているにもかかわらず、相手にばかり高い条件を求めるのは問題です。
相手に高い条件を求めるのであれば、自分自身も魅力ある人になっていることが必要です。
婚活をしてみて、もしも活動がうまくいかない場合は、相手に求める条件や、自分自身の相手との接し方などに問題がある場合もあります。
婚活は、自分自身を冷静に見つめなおす、良いきっかけにもなります。
活動がうまくいかない時、結婚相談所であれば担当カウンセラーがこれまでの経験をもとに客観的なアドバイスをしていきます。
第三者からのアドバイスを受けることで、あらためて自分自身が高望みをしすぎているのかどうかも見えてくるでしょう。
エクセレンス青山では、会員様一人一人に担当カウンセラーがついてきめ細やかなサポートを行っているため、安心して活動いただけます。
壁にぶつかった時、分からないことがある時なども、すぐに相談をして解決していくことができるため、婚活の難しさを軽減させることができます。
また、エクセレンス青山がどんな結婚相談所か事前に知っていただくために、正式入会前に試していただけるトライアルコースがあります。
トライアルコースは安価で利用できるうえに、正式入会後と同じシステムやサービスを利用できるので、自分にあった相談所かどうかを事前に確認できるので安心です。気になる方はぜひ一度ご相談ください。