同じような恋を繰り返していませんか?
記事の監修
エクセレンス青山 成婚カウンセラー
星野 今日子(Kyoko Hoshino)
結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。
恋は心を成長させます。
恋愛のスキルも上げてくれるでしょう。
恋が終わった時、「二度と同じ失敗はしたくない!」と心に強く刻み付けたり、「いい恋をした」と晴れやかな気持ちを味わえたりもするでしょう。
前回、「人間は悪いことは30%しか覚えていない」と書きました。
それはいいことでもあり、問題点でもあると思うのです。
喉もと過ぎれば熱さ忘れるという面が人間にはあります。
そのときは「二度と失敗しない」と思っても、また似たような相手と似たような恋に落ちてしまいがちなのです。
その理由は深く、人によって様々ですが、往々にして陥りやすいパターンもあります。
そのひとつは、愛と依存を取り違えていたことに気付いていない場合です。
「自分はあの人に必要とされていた。自分はあの人のために尽くすのが幸せだった。」
これが自分でも気付かない心の奥深くにまとわりついていたら、知らず知らずのうちに「失敗した恋の相手に似た人にまた惹かれてしまう」ということがあり得るのです。
潜在意識のレベルですから自覚もありません。
そして、また似たような苦しい恋の道を歩き始めてしまうのです。
恋愛って本当は楽しいはずなのに、これでは恋をするのも嫌になってしまいますよね。
そうならないためにはどうしたらいいか?
まずは自分の恋愛グセに気付くことです。
「好きな人のために」と自分のことを後回しにしていませんか?
好きな人だけしか目に入っていませんか?
恋愛は誰かに何かをして喜びを得るのではなく、愛そのもので自分が満たされるものだと思うのです。
「あの人のために」という気持ちはひとまず置いておいて、自分のための恋愛を探してみましょう。
相手がそばにいなくてもなんとなく自分が幸せな気分でいられるなら、それは今度こそ素晴らしい恋の始まりかもしれません。