時間を費やすこと
記事の監修
エクセレンス青山 成婚カウンセラー
星野 今日子(Kyoko Hoshino)
結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。
先日、被災者の男性と震災ボランティアの女性との婚約が、ニュースで取り上げられていました。
このことを「吊り橋効果」と見る向きが多くあります。
不安感や恐怖心を共有した男女は、恋に落ちる確率が高くなるという心理学の定説です。
今の時点ではなんとも言えませんが、ひとつの大切な出会いには間違いありません。
未曾有の災害後の苦労を共にしたからこそ、短期間で相手の内面まで見えたとも考えられます。
ただ、彼らが本当の意味で愛を育むのはこれからでしょう。
嫌なところや合わない部分も見えてきて、それでも、それらを含めて好きなのであれば愛は本物かもしれません。
また、相手をよく知るのも大切ですが、それ以上に自分の内面をよく知るべきだと思います。
相手との会話以上に、自分の心と対話を重ねていくことが大事だと思うのです。
相手を見つめ、自分を見つめて、結果に辿り着く時間に無駄はないと思います。
好きな人と末永く幸せに歩む人生の時間に比べれば、わずかな時間です。
その時間を有意義に使ってみましょう。