恋愛と結婚は別?異なる点5つと結婚相手にぴったりな条件とは
記事の監修
エクセレンス青山 成婚カウンセラー
星野 今日子(Kyoko Hoshino)
結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。
こんにちは、結婚相談所エクセレンス青山の成婚カウンセラー星野です。
よく耳にする「結婚と恋愛は別物」という話。
本当なのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
このコラムでは、
- 恋愛と結婚は別?異なる点5つ
- 恋愛ではなく。結婚相手にぴったりな条件とは
- 離婚理由から。結婚相手に必要な条件とは
- 恋愛とは別!結婚相手に妥協してOKな条件
- 結婚相談所なら、条件をクリアした相手と恋愛・結婚ができる
について解説します。
これを読むことで、結婚と恋愛は本当に別物なのか、結婚相手を考えるときにどのような条件で探すのが良いのかについて参考になるので、ぜひ最後までお読みください。
恋愛と結婚は別?異なる点5つ
恋愛と結婚は、以下5つの異なる点があるため、別のものと考えると良いでしょう。
- 「ドキドキ重視」か「安定感重視」
- 「見た目重視」か「中身重視」
- ライフスタイルが変わるかどうか
- 家族が関係するかどうか
- 責任があるかどうか
では、上記5つの異なる点についてお話していきます。
「ドキドキ重視」か「安定感重視」
恋愛はドキドキやときめきを重視することが多いもの。
しかし、2人で暮らしていく結婚では、安定して生活をできるかどうかが考慮されます。
「お金に困ることなく過ごしていけるか」「子どもを不自由なく育てられる金銭面があるか」「金銭感覚は似ているか」など、お金の面で安心できるのかは、結婚を考えるうえで欠かせない条件になるでしょう。
「見た目重視」か「中身重視」
恋愛は見た目重視の傾向が強いですが、結婚は中身重視といえます。
交際中、相手から好印象を獲得するために外見を磨く方は多いと思いますが、結婚生活では毎日2人で過ごすからこそお互いに心地よい関係でいられることが求められるのです。
また、恋愛中は比較的相手の良い面ばかりが見えがちなのに対し、結婚して一緒に暮らし始めるとそうではない面も見えてきます。
会う時は服装やヘアスタイルなど、いつも外見に気を使っていた恋愛中とは異なり、結婚するとお互いジャージにすっぴんが当たり前になりがちです。
結婚で大切なのは、相手が着飾らなくなった素の状態になったときでも、共に生活していくことができるかどうかです。
「外見が好みだから」という理由だけで交際できていた恋愛中の相手と、24時間一緒に生活をしていくことができるか考えたときに、「それは難しい」と思う方もいるのではないでしょうか。
ライフスタイルが変わるかどうか
恋愛は自分のライフスタイルを変える必要はありませんが、結婚となると話は別です。
2人で生活するからこそ、ときにはスケジュールを相手に合わせなければいけないこともあり、今までの生活を変化しなければいけないことも出てくるでしょう。
お互いに同じ家で暮らしていく結婚は、尊重し合いながら生活スタイルを決める必要があるのです。
家族が関係するかどうか
お互いの家族が関係するかどうかも、恋愛と結婚で異なる点でしょう。
恋愛中は2人のことだけを中心に考えれば良かったものの、結婚をすると自分達だけではなく、それぞれの家族や親戚との関わり合い方を考えなければいけません。
また、恋愛中は相手が子どもを欲しいと考えているかどうか気にしていなかったとしても、結婚を視野に入れるとどうでしょうか。
もしも、「私は将来子どもが欲しい」と考えているにもかかわらず、相手は子どもを欲しいと思っていなかった場合、その相手とそのまま結婚できるでしょうか。
このように、将来の家族像を描いたときに、恋愛中の相手が将来の結婚相手として考えられるかどうかはポイントになります。
責任があるかどうか
口約束で成り立っている恋愛と異なり、結婚には責任が伴います。
結婚をするとき、さらに離婚するときのどちらも手続きが必要ですし、子どもが生まれたときは親としての責任も発生するでしょう。
責任感の重みは、恋愛と結婚で異なる点といえます。
恋愛ではなく。結婚相手にぴったりな条件とは
恋愛ではなく結婚相手にぴったりな相手を見つけるには、以下7つの条件を意識することが大切です。
- お互いに価値観を受け入れられる
- 一緒にいて楽しい
- 金銭感覚が一致している
- 話し合いをすることができる
- お互いを尊重できる
- 家族のことを考えてくれる
- 異性関係にだらしなくない
上記7つの条件についてお話していきましょう。
お互いに価値観を受け入れられる
お互いに価値観を受け入れられるかどうかは、結婚相手を選ぶうえで非常に大切です。
「価値観が自分と違う」と感じても、それを受け入れられる、またはおもしろいと感じられるのであれば問題ありません。
しかし、価値観を受け入れられなかったり、不快に感じていたりするときは、注意が必要です。
恋愛中に相手の様々な考え方や価値観に対し、「なぜそんな考え方になるのだろう」「理解できない」と感じる点が多い場合は、結婚相手としては考え直した方が良いかもしれません。
今は良くても、一緒に暮らすとその亀裂が大きくなり、やがて一緒に生活をしていくことが難しくなる可能性が高いといえます。
一緒にいて楽しい
2人で過ごす結婚生活だからこそ、一緒にいて楽しいかどうかは重要な条件といえます。
「高収入だけど一緒にいると息が詰まる」など、2人の空間に嫌な感情を抱いている場合は、一度結婚について考え直してみるのも良いかもしれません。
これから先、共に歩んでいく相手だからこそ、心地よい関係を続けられるかどうかはキーポイントでしょう。
金銭感覚が一致している
結婚相手は、金銭感覚が一致していることも求められる条件です。
恋愛中は、それぞれのお財布が別なので気にしていなかったかもしれませんが、結婚となると話は別です。
金銭感覚があまりに異なる相手と生活を共にすることは、思っている以上にストレスと感じてしまうことが多いもの。
家賃・生活費・教育費、さらに将来的に家を購入する場合はそこにどれだけの費用をかけるかなど、お金の問題は常についてまわります。
例えば、「子どもや将来の家を購入するために貯金をしたい」と考えていても、相手がブランド品や日々の飲み代などにお金をかけるタイプだった場合、その溝を埋めるのは大変です。
根本的な金銭的価値観が異なると、そのたびに衝突することになります。
「何にいくらかけるべきか」といったお金の価値観や考え方は、基本的に似ている相手と結婚するのがおすすめです。
話し合いをすることができる
結婚生活にはどうしてもトラブルがつきものなので、話し合いをすることができるかも考えていきましょう。
こちらの話を聞かず怒鳴ってきたり、会話から逃げたりといったことがあった場合は、結婚後にストレスを感じてしまうかもしれません。
恋愛関係のときと異なり、結婚では金銭面といった、より大きな問題が発生するもの。
冷静に話を進めていける相手を選ぶことが、幸せな結婚生活のために必須でしょう。
お互いを尊重できる
お互いについて否定せず、尊重できるかどうかも判断ポイントの1つです。
結婚を考える程相性の良い相手だったとしても、自分とは別の人間だからこそ、異なる点は必ずあります。
お互いに意見が分かれたときに、否定せず受け入れられるかどうかを考えてみてください。
家族のことを考えてくれる
自分や家族を大事にしてくれる相手でなければ結婚生活は破綻しかねません。
とはいえ、結婚をしていないのに、家族を大事にしてくれる人であるかを見極めるのは難しいでしょう。
例えば、相手が両親や兄弟姉妹と仲が良いかどうかなどから、将来の家族への接し方などが見えてくる面があるかもしれません。
また、自分の両親や親戚との相性も大切なので、何度か顔を合わせる機会を設けてみるのもおすすめです。
ちなみに、将来自分の親との同居を望んでいるのであれば、結婚前に相手の意思を確認しておくべきです。
同居は相手の生活にも大きく影響するため、黙って結婚をするのは得策とはいえません。
同居だけではなく、それ以外にも結婚をするにあたって相談しておくべきことがあれば、事前に話をしておいたほうが円満な結婚生活を送れるでしょう。
異性関係にだらしなくない
異性にだらしのない相手も、結婚相手としては不適格でしょう。
恋愛中はやむを得ず相手の浮気を許したとしても、結婚相手としてはそうはいきません。
もともと異性にだらしのない人は、結婚したからといってそれが確実に改善されるとはいえないため、結婚相手としては慎重に検討した方が良いでしょう。
離婚理由から。結婚相手に必要な条件とは
結婚相手に必要な条件は、実際に結婚した夫婦がやむを得ず離婚した理由を知ることで見えてくる面があるでしょう。
これからご紹介するのは、平成29年度の司法統計データによる離婚の理由です。
「夫が妻と離婚をした理由」と「妻が夫と離婚した理由」の上位が、それぞれどのような内容なのかがわかります。
夫と妻で順位は異なるものの、概ね離婚理由に入っている内容は似ているため、結婚相手を探す際、どのような点を考慮して相手を見る必要があるのか参考になるでしょう。
【夫が妻と離婚した理由】
1位 性格があわない
2位 精神的に虐待する
3位 その他
4位 異性関係
5位 家族親族との折り合いが悪い
6位 性的不調和
7位 浪費する
8位 同居に応じない
9位 暴力を振るう
10位 家庭を捨てて省みない
夫が妻と離婚した理由の1位は「性格があわない」です。
また、2位は「精神的に虐待する」となっており、いずれも内面的な問題が大きく影響していると言えます。
性格が合うかどうかの見極めは、恋愛中に相手の良い面ばかりに目が行きがちになっている際には判断が難しいのかもしれません。
しかし、自分の家族との折り合いが良いかどうかやお金の使い方、親との同居意向などは、事前対策のしようがある点ともいえるでしょう。
【妻が夫と離婚した理由】
1位 性格があわない
2位 生活費を渡さない
3位 精神的に虐待する
4位 暴力をふるう
5位 異性関係
6位 その他
7位 浪費する
8位 家庭を捨てて省みない
9位 性的不調和
10位 家族親族と折り合いが悪い
妻が夫と離婚した理由の1位も、夫と同じく「性格があわない」です。
一方、2位は「生活費を渡さない」、7位は「浪費する」など金銭面問題も入っています。
また、3〜5位には、人としてのだらしなさやモラルにかける行為がランクインしていました。
「恋愛中にはわからなかった」と話す方もいますが、当事者以外の第三者からは、そのような片鱗が見え隠れしている場合があるかもしれません。
このまま結婚に進むべきか迷っている場合は、友人や家族などの意見を参考にしてみるのも良いでしょう。
恋愛とは別!結婚相手に妥協してOKな条件
恋愛と結婚は別だからこそ、以下3つは、結婚相手として妥協して良い条件といえます。
- 容姿や身長
- 学歴
- 住む場所
容姿や身長は、長い結婚生活の安定において、あまり関係のない事柄です。
また、全ての高学歴者が高収入ともいえませんし、住む場所も2人が納得すれば新しい土地に引っ越すのも素敵ですね。
全ての希望条件を満たす相手を見つけるのは非常に困難なので、こちらでご紹介した妥協して良い条件をふまえたうえで、理想の結婚相手を探していきましょう。
結婚相談所なら、条件をクリアした相手と恋愛・結婚ができる
婚活を考えている場合、結婚相談所であれば条件をクリアした相手と恋愛し、結婚することができます。
結婚相談所では、事前に親との同居意向や収入、資産などの情報を確認することが可能です。
また、お互いに「結婚相手」として交際をするため、結婚後の生活イメージや子どもの有無に対する希望なども聞きやすく、結婚に対する考え方などの価値観を知ることもできます。
さらに、話をしていく中でお互いに惹かれあい、恋愛と同じように「価値観が合う」などの理由から交際がスタートすることに。
デートを重ねながら、結婚条件をクリアした相手と愛を育むのは、結婚相談所だからこそできる新しい恋愛の形といえるでしょう。
新たに結婚相手を探したいと考えているのであれば、一度結婚相談所の無料相談に訪れてみるのがおすすめです。
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恋愛と結婚は別?異なる点5つと結婚相手にぴったりな条件・妥協OKな条件とは、まとめ
恋愛と結婚は別ものといえますが、だからといって恋愛相手が結婚相手に向いていないというわけではありません。
大切なのは、好きという気持ちだけで、気になる面や引っかかる面に目をつぶってしまわないことです。
「あの時、もっと確認しておけばよかった」
と後悔しないよう、気にしておくべき点についてはきちんと確認をしておきましょう。
ご紹介したとおり、結婚相談所であれば結婚に向けて気になる点について積極的に確認しやすいというメリットがあります。
そのため、婚活を行なう上では最適な活動の場と言えるでしょう。
エクセレンス青山では、会員様一人一人に担当カウンセラーがついてきめ細やかなサポートを行っているため、安心して活動いただけます。
壁にぶつかったとき、分からないことがあるときなども、すぐに相談をして解決していくことができるため、婚活の難しさを軽減させることができます。
また、エクセレンス青山がどんな結婚相談所か事前に知っていただくために、正式入会前に試していただけるトライアルコースもあります。
トライアルコースは安価で利用できるうえ、正式入会後と同じシステムやサービスを利用できるので、自分にあった相談所かどうかを事前に確認できるので安心です。
気になる方はぜひ一度ご相談ください。