結婚相談所でハイスペックな相手を探すときも「高望み」には注意
記事の監修
エクセレンス青山 成婚カウンセラー
星野 今日子(Kyoko Hoshino)
結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。
結婚相談所では、複数の方と出会うことが可能です。そのため、気になるお相手がいても、もっといい条件の人がいるかもしれないと、高望みをしてさらなる出会いを求める人がいます。
高望みによる失敗例①もっといい条件の相手がいることを期待してしまう
実際にハイスペックな男性に出会えるチャンスはありますが、もしも出会いがなかった場合、高望みをして複数の人に気をとられている間に大切な出会いを失ってしまうこともあるのです。最初に気になっていたお相手は、複数の人を選り好みしている時間を待ってはくれません。お相手が他に気になる人を見つけてしまうこともありますし、素敵な女性がお相手を気にかけてカップルになってしまう可能性もあります。
もっといい条件の相手に出会えるのではないかと思いながら婚活をしていると、なかなか結婚は決められないのです。
高望みによる失敗例②完全に理想通りの相手を待ってしまう
「ハイスペックな男性だけれども、全然趣味が合わない」「趣味が合い会話も弾むけれど、高学歴ではない」「容姿は完璧だけれども高収入ではない」など、お相手が理想の条件を全てクリアしていないから、完璧な人に出会えるまで待ち続けるという願望は、自然なものではあります。しかし、許容範囲が狭すぎることによって、せっかくの素晴らしいご縁を失ってしまうこともあります。
お互いに完全に理想通りの相手ではない夫婦同士が、長い人生を共に過ごして様々な経験を重ねていき、理想通りの素晴らしい家庭を築くことはできるのです。相手のマイナスな部分だけに目を向けずに、良い所をじっくり見ていくことで、素敵な人だということに気づくこともありますよ。
高望みによる失敗例③自分の魅力を高く見積もりすぎている
気になるお相手と出会えても、相手からお付き合いを拒否されてしまったとき、どのような行動をとりますか?縁がなかったと思い、そのまま他の人との出会いを重ねていっても、婚活は上手くいきません。
自分を磨き続けながら婚活を続けていくことが大切です。今の自分は魅力があると思っていても、そこで止まってはいけないのです。まず、メイクやファッションを見直してみるのも良いですね。男性の目に魅力的に映るメイクやファッションを研究し続けることで、美しさに磨きがかかります。
また、色々な男性との会話を重ねることで、自分自身のコミュニケーション能力があがります。人と出会いがある度に自分の魅力をアップさせていけば、素晴らしい人と出会うことができるのです。
カウンセラーの話に耳を傾けることが重要
結婚相談所のカウンセラーは、沢山の人が良い出会いをして結婚をする事例を見ています。反対になかなか結婚できない人もよく知っています。つまり、結婚ができる人とできない人は何が違うかをよく知っているのです。
婚活の専門家であるカウンセラーは、沢山の会員を結婚まで導いた経験や実績、それに基づくノウハウをもっています。カウンセラーのアドバイスは婚活を上手に進めていくためには、とても大切なものなのです。カウンセラーの話に耳を傾けて実践できる人が、短い期間で結婚できる人の特徴といわれています。
主観的な婚活はスムーズにいきません。客観的に状況を見て話をしてくれるカウンセラーの話をよく聞いて、実行していくことが、結婚への近道といえます。
自分が受け入れられるよう戦略的に動きましょう!
気になるお相手に出会ったとき、一生懸命自分の良い所をアピールして、この素晴らしいご縁を手放したくないと思うのは自然なことでしょう。しかし、自分のことをアピールし続ける行動は、自分よがりで相手にとって押しつけになってしまっている可能性もあるのです。
まず自分を受け入れてほしいと思ったら、相手が何を望んでいるか、相手の気持ちを考えて行動することが大切です。最初に相手のことを徹底的に知ることで、自分が何をすれば良いかがわかってきます。
相手のことを理解しようとすることで、相手も自然と自分に興味をもってくれるようになります。そこで、自然と自分の魅力を見せていくことができればいいですね。婚活は自分の感情を先行させずに、戦略的に動いていきましょう。