コラム

結婚相談所もクーリングオフできます!事前に確認すべきこと

記事の監修

エクセレンス青山 成婚カウンセラー

星野 今日子(Kyoko Hoshino)

結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。

プロフィールはこちら

結婚相談所でも、定められている条件に該当していればクーリングオフは認められています。

もしも、入会した結婚相談所に何らかの不満がある場合、すぐにクーリングオフの手続きをとりましょう。
なぜなら、クーリングオフができる期間は限られているためです。

このコラムでは、

・クーリングオフとはどんな制度?
・結婚相談所もクーリングオフできる
・結婚相談所でクーリングオフしたくなった場合の方法
・結婚相談所でクーリングオフできないなどのトラブルを避けるために
・自分に合う結婚相談所を選ぼう
・結婚相談所もクーリングオフできます!事前に確認すべきことまとめ

について解説します。

これを読むことで、結婚相談所との契約をクーリングオフして解約したいと考えている場合の対応方法や、これから結婚相談所への入会を考えている場合、トラブルを避けるための方法などについて参考になるのでぜひ最後までお読みください。

 

クーリングオフとはどんな制度?

まずは、クーリングオフについてどのような制度なのかを簡単にご紹介します。

クーリングオフとは、サービスや商品の購入のために契約を行なった後、一定の期間内であればその契約を解除できる制度のことです。

契約してから「8日以内」であれば、契約を解除することが可能です。
ただし、クーリングオフに該当する条件を満たしていることが前提となります。
この「前提」については、次の項で詳しくご紹介しますが、一度契約をしてから、その契約を解除できるというのは、不当な契約などをしてしまった場合などに大いに役立つでしょう。

例えば営業マンのごり押しが強すぎて、納得できないにもかかわらず怖くて契約をしてしまったなど、その場で冷静な判断をさせることを妨げるような状況だったときも、条件次第で解除できるということです。

 

結婚相談所もクーリングオフできる

結婚相談所は、特定商取引法の規制対象となっているサービスです。

この「特定商取引法」の正式名所は、「特定商取引に関する法律」です。
結婚相談所は、この「特定商取引法」の中の「特定継続的役務提供契約」対象となっています。

特定継続的役務提供契約では、「クーリングオフ」の他に、「契約内容や役務内容の明示と公正な販売活動」「中途解約権」「損害賠償金の制限」などが制定されていて、結婚相談所はこの契約規定を守り、サービスを提供することになります。

そのため、結婚相談所もクーリングオフの対象サービスということになります。
ただし、契約内容について一定の条件が満たされていることが前提となります。

もしも結婚相談所の契約をクーリングオフしたい場合、契約後8日以内であっても、まずはその契約が下記の特定商取引法の対象条件を満たしている必要があります。

■特定商取引法の対象条件
・契約期間が2ヵ月を超えるもの
・入会金(月会費を含む)が5万円を超えるもの

8日を過ぎたらクーリングオフできない?

クーリングオフができるのは、契約をしてから8日以内です。

ただし、もしも9日以上経過していたとしても、状況によりクーリングオフが可能な場合もあります。
それは以下のような場合に当てはまった時です。

・契約を行なう際、クーリングオフについての説明を書面で提示、受け取りが行われていない場合
・契約の説明時にクーリングオフはできないと虚偽の説明を受けた場合
・強引に契約をさせられた場合

クーリングオフが実行できるのは、契約をした消費者が契約書面を「受け取った日から起算して8日以内」です。
そのため、もしも書面を受け取っていない場合、起算日は契約を交わした日からではなく、契約を交わして、書面を受け取った日からとなります。

その他、クーリングオフについて嘘の説明を受けていたり、冷静な判断を失わせるような強引な勧誘によって契約を交わしてしまったりした場合なども9日以上を過ぎていたとしても契約解除が可能となる場合があります。

中途解約とは何が違う?

クーリングオフができる期間を超えてから結婚相談所との契約を解除する場合は、「中途解約」となります。

大きな違いは、クーリングオフは消費者が金銭的な負担などの請求を受けることは一切ありません。
一方中途解約の場合は、結婚相談所側の規定により違約金などの支払いが発生する場合があるということです。

違約金が発生するかどうかなどは結婚相談所により異なるので、必ず入会前に中途解約した場合の規定についても確認をしましょう。

 

結婚相談所でクーリングオフしたくなった場合の方法

もしも何らかの理由で結婚相談所との契約についてクーリングオフをしたくなった場合、8日以内にできれば内容証明郵便や特定記録郵便などで対応をすることをおすすめします。
電話とは異なり、きちんと記録として残すことが重要だからです。

クーリングオフの申請を書面で行うことは、それほど難しいことではありません。

以下の情報について記載をして、8日以内に発行を行ないます。
・契約年月日
・商品名
・契約金額
・サービス提供会社名
・契約を解除したい旨を記載
・自身の住所と名前

詳しくは、以下の国民生活センターホームページで案内されているので、確認のうえ即時対応しましょう。

参考:国民生活センター「クーリング・オフ」

 

結婚相談所でクーリングオフできないなどのトラブルを避けるために

結婚相談所のサービスはクーリングオフができますが、できればクーリングオフしなくても良い納得して契約できる場所を選ぶことが一番です。

そのためにも、入会を考えている結婚相談所があれば、必ず事前に契約書の確認をしっかりと行いましょう。
また、わからないことがあれば、すぐに担当者に質問しましょう。

きちんと答えてくれる担当者であれば安心です。

逆に話をはぐらかしたり、わかりにくい回答をしたりするような担当者の場合は信頼できないので、その結婚相談所とは契約するべきではありません。

入会時にクーリングオフについての説明がない結婚相談所は避けよう

結婚相談所のサービスはクーリングオフの対象となっているため、必ず契約時にクーリングオフについての説明も行われます。

もしも説明がない場合は、その結婚相談所との契約はするべきではありません。
書面にクーリングオフについての説明記載がない場合も同様です。

サービス内容や料金に納得できなければ契約書にサインはしないこと

納得のいかないまま契約をさせられそうになった場合も、勇気をもって断りましょう。

強引な入会勧誘もクーリングオフの対象となるため、後日契約解除を求めることは可能です。
しかし、その場で契約をせずに断るほうが、当然ながらその後の余計な手間や不満を回避することができるためもっと良いです。

もしもクーリングオフはできないと言われたら

結婚相談所はクーリングオフの対象サービスなので、契約したサービス内容がクーリングオフの対象となるのであればクーリングオフを断る権利は結婚相談所側にはありません。

もしもクーリングオフの連絡をしたにも関わらず応じてもらえない場合は、消費生活センターなどに連絡をしてください。
トラブルが起きた際の相談窓口があるため、解決に向けた相談にのってくれますし、場合によっては該当する結婚相談所に連絡をして指導をしてくれる場合もあります。

参考:国民生活センター「消費者ホットライン(全国統一番号)」

 

自分に合う結婚相談所を選ぼう

せっかく選んだ結婚相談所との契約をクーリングオフしなければいけないといった事態にならないためにも、結婚相談所選びは慎重に行いましょう。

クーリングオフをすることになるのは、強引な勧誘などの問題以外に、自身によるサービス内容や料金確認が十分ではなかったといった場合もあります。
そういった事態を避けるためにも、サービス内容や細かな料金については契約前にしっかりと確認を行っておくことをおすすめします。

自分のしたい婚活方法をイメージして選ぼう

結婚相談所のサービス内容は、登録を行う結婚相談所により異なります。

そのため、どのようなサービス提供を受けたいか、どのような活動をしたいかによって選ぶべき結婚相談所が異なります。

あまり急かされたりせず自分のペースで活動をしたい人もいれば、第三者に常に背中を押してもらいながら活動をしたいという人もいます。
また、月に1~2件お見合いすればよいと考えている人と、月に5件以上はお見合いをしたいと考えている人では、選ぶべきコースなども異なります。

具体的なイメージがつかないという人は、まずは結婚相談所の無料相談に行って、結婚相談所での活動について知るのがおすすめです。

安さだけで適当に選ぶのは危険

結婚相談所の中には、他の結婚相談所と比較してとても安い価格設定をしているところがあります。

しかし、安さだけに魅力を感じ、サービス内容についてはあまり気にせず入会をしてしまうと、入ってから後悔をすることになります。

例えば結婚相談所とは名ばかりで、カウンセラーのサポートは一切なく、お見合いや面談などを実施するたびに別途費用がかかるなど、落とし穴がある場合があります。
このようなケースはオプション料金などが多く、結局他の結婚相談所よりも高くつくことも少なくありません。

安いサービスには安いなりの理由があります。
後悔しないためにも、きちんとサービス内容に納得をしたうえで入会するかどうかを決めましょう。

料金体系を事前にしっかり確認しよう

結婚相談所の中には、多くの場合いくつかのコースが設定されています。

月会費は安く設定されており、お見合い実施ごとにお見合い料がプラスαかかるコース
月会費が少し高めに設定されているが、お見合い実施は無料でできるコース

などです。

あまりお見合いを多くする時間がない人などは前者のほうが適していますし、逆に毎月多くのお見合いを実施するつもりでいる人の場合は後者の方が安くつくといった具合です。

何にいくらかかるのか、入会時の初期費用や月会費だけではなく、成婚退会までの間にかかりうる費用についてもしっかりと確認を行ってください。

 

結婚相談所もクーリングオフできます!事前に確認すべきことまとめ

結婚相談所もクーリングオフができるサービスですので、契約をした後に解除をしたくなった場合も対応は可能です。
ただし一定の条件や期限はあるので、クーリングオフをしたいと思ったら、すぐに解除に向けた行動に移すことが大切です。

クーリングオフを行なう理由は人それぞれ異なりますが、誤った契約をしないためにも、事前のサービス内容確認などをしっかりと行うことが何より重要です。
結婚相談所は無料相談を行なっているため、サービス内容や料金について契約前にしっかりと確認することができます。
エクセレンス青山では、対面での無料の相談に加え、オンラインでの実施も可能となっています。
平日の仕事終わりや、遠方で足を運びにくいといった人にも気軽にご利用いただけます。

エクセレンス青山は、会員様一人一人に担当カウンセラーがついてきめ細やかなサポートを行っているため、安心して活動いただけます。
壁にぶつかった時、分からないことがある時なども、すぐに相談をして解決していくことができるため、婚活の難しさを軽減させることができます。

また、エクセレンス青山がどんな結婚相談所か事前に知っていただくために、正式入会前に試していただけるトライアルコースがあります。
トライアルコースは安価で利用できるうえに、正式入会後と同じシステムやサービスを利用できるので、自分にあった相談所かどうかを事前に確認できるので安心です。気になる方はぜひ一度ご相談ください。

ご入会・無料見学に関するお問合わせは、お気軽にご相談下さい。 受付時間11:00?21:00[水曜日定休]
03-5410-0305
お問合わせ