コラム

結婚相談所にはいい人がいないというのは本当なのか?

記事の監修

エクセレンス青山 成婚カウンセラー

星野 今日子(Kyoko Hoshino)

結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。

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「結婚相談所にはいい人がいないのではないか?」と思い、登録することを躊躇している人もいるかもしれません。
その不安を解消するためには、結婚相談所にはどのような人が登録をしているのかを知ることが最も早いでしょう。

このコラムでは、

・結婚相談所に登録している会員データを見てみよう
・結婚相談所にはいい人がいないという理由
・結婚相談所が婚活に向いている理由
・結婚相談所で自分にとってのいい人を見つけるためにすべきこと
・結婚相談所にはいい人がいないというのは本当なのか?まとめ

について解説します。

これを読むことで、結婚相談所には本当にいい人がいないのかどうかがわかるとともに、結婚相談所で自分にとってのいい人を見つけるための活用方法がわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

結婚相談所に登録している会員データを見てみよう

結婚相談所にはどのような人たちが登録をし、活動しているのでしょうか。

結婚相談所に登録する前にどのような人がいるのかを事前に見ることができればいいのですが、残念ながら結婚相談所に自分自身も登録をしなければ確認することができません。

しかし、結婚相談所に登録している人たちの年齢や収入といった基本データは公表されているため知ることができます。
そこでここでは、結婚相談所連盟の中で最も多い会員登録数を誇る日本結婚相談所連盟(IBJ)が公表しているデータを見ていきます。(※2020年4月時点)

年齢層

日本結婚相談所連盟(IBJ)に登録している年齢層で最も多いのは30代前半~40代前半の会員です。

~29歳:4,084名
30歳~34歳:12,002名
35歳~39歳:14,575名
40歳~44歳:12,437名
45歳~49歳:9,276名
50歳~54歳:4,914名
55歳~59歳:2,571名
60歳~:2,711名

上記をさらに男女別に分別してみると、女性は20代から30代がボリュームゾーン、男性は30代・40代がボリュームゾーンとなっているため、最も結婚を意識し始める年代が多いと言ってよいでしょう。

収入(男性会員の場合)

結婚相談所では男性は必ず収入証明書を提出する必要があり、女性はその限りではないため、ここでは男性会員の収入のみを確認します。

登録している男性会員の最も多い年収金額帯は500~699万円です。

国税庁発表の民間企業給与所得者の平均年収は420万円(平成27年)なので、一般的な平均よりは高い水準の男性会員が多いと言えるでしょう。
また、700万円以上の年収がある男性会員も多数登録をしている点をあげても、条件面だけ見れば一般的にはエリートと呼ばれる男性が多いということになります。

~399万:4,525名
400~499万:5,752名
500~699万:9,626名
700~999万:5,500名
1000万~:3,157名

職業

男性会員は、一般企業の会社員、公務員の方が8割を占めています。
また、その他は会社経営者や医師・弁護士・会計士といった国家資格を有する仕事に従事されている方も多いのが特徴です。

結婚相談所に入会をするためには、他の婚活手段よりも多少のお金がかかる分、しっかりと生活基盤が確立されており、それなりの収入を得られている人が比較的多いため、職業も安定している人が多いと言えるでしょう。

 

結婚相談所にはいい人がいないという理由

これだけ良い条件の会員が多いのに、なぜ「結婚相談所にはいい人がいない」という人がいるのでしょうか。

一つ考えられるのは、自分がチャレンジしたことがうまくいかなかったときに、その原因を他のコトやモノのせいにするということがあげられるかもしれません。
しかしもう少し突き詰めてみると、「いい人がいない」ということが原因ではなく、相手に求める条件のアンバランスさや、自分自身の相手との向き合い方などに問題がある場合もあります。

結婚相談所に限らず、どこで相手探しをしたとしてもいい人もいれば合わない人もいるでしょう。

例えば先ほどデータを紹介した日本結婚相談所連盟(IBJ)には、2021年現在67,828名の会員が登録をしています。そのうち半分近くが自分の結婚相手となりうる異性であると考えたとき、本当に自分に合う相手は完全にいないと言い切れるでしょうか。
年齢や収入など自分にとって譲れない条件はあるにせよ、それと等しく大切な内面を知ることもとても大切です。

なかなかお見合いが成立しない、あるいは交際に進んでもすぐに終了してしまってうまくいかないという人は、いい人がいないという以前に、自分自身を見つめ直してみる必要もあるかもしれません。

 

結婚相談所が婚活に向いている理由

結婚をしたいのであれば、数ある婚活方法の中で結婚相談所が最も婚活に適しており、相手を見つけるための最短の方法であると言えるでしょう。

結婚相手を見つける上で重要な大前提は、相手も結婚をしたいと考えている人であることです。

いくら素敵な人に出会ったとしても、その相手が結婚を考えていない人であれば、残念ながら結婚をあきらめるか、結婚への意欲をもってくれるまで待つかという長い道のりを経ることになります。

早く結婚がしたい。子供が欲しい。という場合は、最初から結婚をしたいと思っている相手の中から探すほうが効率が良く、また苦労も少ないと言えるでしょう。

 

結婚相談所で自分にとってのいい人を見つけるためにすべきこと

結婚相談所で自分にとってのいい結婚相手を見つけるためには、3つのことを理解し、実践しましょう。
これらをしっかりと行っているかいないかで、成婚できるかできないかは本当に大きく変わります。

自分磨きを怠らない

自分が結婚相手を探す際に条件の良い人を求めるのと同じように、相手もまた条件の良い人を探しているということを忘れてはいけません。

もちろん、相手に求める条件は、人により異なります。
そのため、自分が求める相手がどのような異性を求めているのかを理解する必要がありますし、いつどのような瞬間に好みの相手と出会えるかわからないため、常に自分自身にも磨きをかけておくことは必須といます。

そして磨きをかけるべきは外見だけではありません。
考え方や生活スタイルなど結婚相手としてみたときに重要視するところは、交際が続けば続くほど内面にフォーカスされていきます。例えば自分の思考がネガティブだなと思う部分があれば、少しでもポジティブな思考がもてるよう日々努力していくことも必要です。

うまくいかない理由と向き合い改善する素直な気持ちをもつ

お見合いや交際は、必ずしもうまくいくことばかりではありません。
上手くいかなかったときに、相手のせいにして終わらせることは簡単ですが、一概に相手のせいだけだと言い切れない場合もあるでしょう。
そんな時、その原因を真摯に受け止めることで、同じ失敗を繰り返さないようにしていくことができます。

また、時には担当のカウンセラーから厳しい言葉や改善についてのアドバイスをもらうこともあるかもしれません。
その言葉を素直に受け入れられるかどうかでも、その後の婚活の在り方が大きく変わっていきます。

現実と正しく向き合わず、また素直に第三者の意見を受け入れられない場合、なかなか婚活はうまくいかないため結果的に実りのないまま退会することになってしまいます。

現実を受け入れるのは大変な時もありますが、その先に待っているかもしれない明るい未来のためにも、素直で前向きな気持ちを忘れず、カウンセラーと協力をして進めていくことを心がけてみてください。

「いい人」の基準を今一度考えてみる

誰もが条件のいい人を求めています。

例えば多くの女性が男性に求めるいい人の条件は、「年収600万円以上」「大卒」「身長170センチ以上」「爽やか系」です。

この条件が高すぎるかといえば、そうではありません。
しかしこの条件が揃えば、性格や価値観は横に置くことができるのかといえば、そうではないでしょう。

最初にあげた条件はあくまでプロフィール上の条件のみであり、内面は会ってみなければ全くわかりません。

例えば年収は500万円でも、性格や価値観がぴったりと合う最高の相性だったとき、それでもあなたは年収600万円というくくりにこだわりますか?

結婚相手は結局会ってみなければ本当に自分にとって「いい人」なのかはわからないものです。
そのため、基本的な条件ばかりに固執しすぎると思うような相手には出会えずに、「結婚相談所にはいい人はいない」で終わってしまうのです。

「自分にとってのいい人」の条件しっかりと見つめ直し婚活を行なえば、必ず素晴らしい相手に出会えるでしょう。

 

結婚相談所にはいい人がいないというのは本当なのか?まとめ

結婚相談所にはいい人がいないというのは本当なのか?ついて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回のコラムのポイントは、

・日本結婚相談所連盟(IBJ)のデータによると、年収500万以上の男性が半数以上を占める結婚相談所は条件面だけ見てもいい人が多い
・結婚相談所は「いい人がいない」という人は、相手に求める条件のアンバランスさや、自分自身の相手との向き合い方などに問題がある場合もある
・結婚相談所は、結婚をしたいと思っている人だけが登録しているため、婚活を効率よく行える最良の場所であるといえる
・良い条件を求めるのは相手も同じであることを理解し、自分磨きを怠らず、何事にも素直に向き合うことが大切
・結婚相手に必要な「いい人」の条件は、年収やルックスだけではないということを整理しなおして婚活を行なうことが重要

でした。

エクセレンス青山であればトライアルコースを試してみることで、正式入会をしたときと同様に登録している会員データを確認できるほか、自分にあった相談所かどうかサービス内容などもしっかりと確認できるので安心です。気になる方はぜひ一度ご相談ください。

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