コラム

遠距離恋愛の結婚は難しい?成就するための過ごし方やタイミングとは

記事の監修

エクセレンス青山 成婚カウンセラー

星野 今日子(Kyoko Hoshino)

結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。

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こんにちは、結婚相談所エクセレンス青山の成婚カウンセラー星野です。

恋人と遠距離恋愛をするのは、大変なことです。

物理的な距離は心の距離を広げることも多く、結婚にたどり着くのが難しいと感じるカップルも多いでしょう。

では、遠距離恋愛から結婚に発展させるには、どのようなことが必要なのでしょうか。

このコラムでは、

  • 「遠距離恋愛からの結婚が難しい」と感じる理由
  • 結婚まで進むための遠距離恋愛の過ごし方
  • 遠距離恋愛で結婚を決意するタイミングとは
  • 遠距離恋愛から結婚するには?

について解説します。

これを読むことで、遠距離恋愛をしているカップルがどのような点で難しさを感じるのか、その難しさを乗り越え結婚に発展させるために大切なことがわかり、参考になるのでぜひ最後までお読みください。

「遠距離恋愛からの結婚が難しい」と感じる理由

「遠距離恋愛からの結婚が難しい」と感じる理由は、下記の4つが挙げられます。

  • コミュニケーションを取る機会が限られる
  • 直接会うためにお金がかかる
  • 将来片方の環境が変化する
  • 自然消滅する可能性がある

上記4つの理由についてお話していきましょう。

コミュニケーションを取る機会が限られる

物理的に距離があると、コミュニケーションを取る機会が限られます

好きな相手と好きなときに会えないことから、日常的な会話や大事な会話ができなくなったり、喧嘩をしても上手に仲直りができなかったりで、お互いにストレスが溜まることも

また、病気になったり落ち込んだりしているときも、相手がすぐに駆けつけられる訳ではないので、寂しさや不満が募り、遠距離恋愛を継続することが難しくなってしまうカップルは少なくないでしょう。

直接会うためにお金がかかる

遠距離恋愛は、お金がかかります。

お互いの住まいが離れているほど、新幹線や飛行機代などの交通費が必要になり、どちらかが実家住まいなどの場合は宿泊費などもかかるでしょう。

遠距離恋愛の場合、毎週会えるわけではないカップルが多いため、デートの頻度は少ないでしょう。

しかし、一度のデートでかかる費用負担が大きいため、金銭的に余裕のないカップルの場合、遠距離恋愛の厳しさを感じるかもしれません。

本気でお互いに対する想いが強くなければ、「こうまでして交際をする意味はあるのか」と思ってしまう場合もあるようです。

将来片方の環境が変化する

将来的にどちらかが相手の拠点に移らなければいけない場合、拠点を移す方の負担は大きいといえます。

「現在の仕事を辞めなければいけない」「土地勘がなく知り合いが誰もいない場所で生活をしなければいけない」「友達や家族と離れて暮らさなければいけない」など、パートナー以外誰も知らない場所で生活を始めるのは大変なことです。

「それでも結婚したい」と考えられる相手であれば、遠距離恋愛からの結婚に進むことができるでしょう。

自然消滅する可能性がある

通常のカップルよりも距離が離れていることから、自然消滅する可能性も考えられます。

例えば、ちょっとしたことで喧嘩をしたとき、なんとなく連絡が取りづらくなってしまい、そのまま別れる…といったことも。

距離が離れているからこそ、コミュニケーションを大切にすることが結婚成就の秘訣でしょう。

結婚まで進むための遠距離恋愛の過ごし方

「遠距離恋愛中だけど、将来は結婚したい!」と思っている方は、ぜひ以下6つの過ごし方にトライしてみるのがおすすめです。

  1. 相手も寂しい気持ちを持っていることを意識する
  2. 不安なことは早めに話し合う
  3. コミュニケーションを大切にする
  4. 遠距離恋愛中の金銭負担についてのルールを決める
  5. 誕生日・記念日はお祝いし合う
  6. 自分の時間も楽しむ

上記6つの過ごし方についてご紹介します。

相手も寂しい気持ちを持っていることを意識する

自分だけではなく、相手も寂しく感じていることを、改めて押さえておきましょう。

傍にいないことに苦しくなるときもあるかもしれませんが、「離れていて辛い」「なんでもっと会えないの」など、マイナスの気持ちを頻繁にぶつけると相手も苦しさを感じてしまいます。

すぐに駆けつけられない距離だからこそ、相手を思いやる気持ちを忘れずに、連絡したり会ったりする時間を大切にすることが結婚へつながるでしょう。

不安なことは早めに話し合う

遠距離恋愛中に、不安や不満なことがある場合は、抱え込まず早めに話し合うようにしましょう。

不安をそのままにしておくと、相手に対して不信感がつのるうえ、言葉にしなければ何を考えているのか伝わらないので根本的な解決になりません。

恋人であれ夫婦であれ、お互いの信頼関係がなければその関係を長く継続していくのは困難です。

遠距離恋愛でも同様で、距離が離れている分会えない時間が多くなるため、余計にお互いを信頼できるかが大切です。

信頼関係の構築は「好き」という気持ちだけでは難しいため、モヤモヤしたことは都度話し合い、さらに良い関係を築いていきましょう。

コミュニケーションを大切にする

なかなか会えない距離にいるからこそ、コミュニケーションを大切にしましょう

LINEなどで他愛のない会話をしたり、ビデオ通話などで真面目な話をしたりなど、相手と過ごす時間をとことん楽しんでみてください。

また、「察してほしい」と思うのではなく、自分の気持ちをはっきりと言葉にすることも重要なポイントです。

お互いに想い合っていることが分かりづらい状況だからこそ、コミュニケーションを大事にしながら相手との関係を深めていきましょう。

遠距離恋愛中の金銭負担についてのルールを決める

遠距離恋愛はお金がかかるため、一方が過剰に負担しすぎる状況は、やがて不満を招くことにつながりかねません。

ート代をどのように分担するか、お互いに納得できるように話し合っておくのが得策です。

誕生日・記念日はお祝いし合う

離れていても、誕生日や記念日はぜひお祝いし合いましょう

ビデオ通話をしながら一緒にケーキを食べたり、誕生日プレゼントやバースデームービーを送ったり…。

もし相手のスケジュールを知っているときは、サプライズ訪問をしても喜んでくれるかもしれません。

すぐに会えない遠距離恋愛だからこそ、誕生日や記念日を盛大にお祝いして、日頃の感謝や愛を伝えましょう

自分の時間も楽しむ

恋人と会えないことばかりを考えると気持ちが下を向いてしまうので、自分の時間をとことん楽しむことも意識してみてください。

自分磨きや趣味、習い事や今まで気になっていたことを始めるなど、せっかくある時間を有効活用していきましょう。

自分の時間も大切にすることで、気持ちに余裕が生まれたり前向きになれたりするうえ、恋人との会話のネタも作れるのでおすすめです。

遠距離恋愛で結婚を決意するタイミングとは

遠距離恋愛から結婚に発展したカップルは、以下のようなタイミングで成就させています。

  1. 仕事で転勤や異動などの変化があったとき
  2. あらかじめ結婚に向けて決めていた目標が達成できたとき
  3. 賃貸契約が終了するとき
  4. 誕生日・記念日
  5. 子どもを授かったとき
  6. 両親に身体的問題が起きたとき

結婚を考えるにあたって、具体的なタイミングもチェックしておきましょう。

仕事で転勤や異動などの変化があったとき

どちらかが仕事で転勤や転職、異動や昇進などをすることになった場合、その機会に合わせて結婚を考えるカップルは多いです。

居住地を引っ越すタイミングで「この機会に一緒に住もう」と考えるため、結婚のきっかけとして切り出しやすいのでしょう。

あらかじめ結婚に向けて決めていた目標が達成できたとき

「〇〇をしたら結婚しよう」といった目標がある場合は、達成したタイミングで結婚へのステップを進められます。

【結婚に向けた目標の例】

  • 結婚資金の目標額を貯める
  • 仕事の目標が達成する
  • 結婚すると決めていた年齢になる

事前に結婚を前提とした話ができているカップルは、遠距離恋愛でも安定した交際ができ、結婚へとつながりやすいでしょう。

賃貸契約が終了するとき

賃貸契約が終了するタイミングで、「2人で一緒の家に住みたい」と考え、結婚を検討するカップルもいます。

特に、看護師や歯科衛生士など、現在の職場に縛られにくい職業の場合は、居住地を移動しやすいかもしれません。

誕生日・記念日

誕生日や記念日に、結婚を決意する場合もあります。

楽しくお祝いしているときに、「これからはもっと傍で一緒に過ごしたい」という気持ちが強く芽生え、前向きに結婚について考える方は珍しくないでしょう。

子どもを授かったとき

子どもを授かったタイミングで結婚に発展するカップルも多いです。

これは遠距離に関わらずですが、やはり愛し合う2人にとって子どもはかけがえのない存在であるため、きっかけとして切り出しやすいといえます。

両親に身体的問題が起きたとき

どちらかの両親に病気など何らかの身体的問題が起きたとき、結婚の話が出やすくなります。

「両親を安心させてあげたい」「元気なうちに孫の顔を見せてあげたい」と考えたタイミングで、結婚に踏み出すカップルも少なくありません。

遠距離恋愛から結婚するには?

遠距離恋愛から結婚を叶えるには、以下3つのポイントを押さえておくことが大切です。

  • 結婚のタイミングを決めてみる
  • 結婚像を明確にする
  • 両親や知人に紹介する

上記3つのポイントについてご紹介します。

結婚のタイミングを決めてみる

お互いに「結婚をしたい」と話しているのであれば、思い切って踏み出すタイミングを決めてみてはいかがでしょうか

「結婚資金として〇〇円が貯まったとき」「昇進したとき」など、具体的なタイミングを決定すれば、遠距離恋愛で不安を感じることも少なくなります。

さらに、決定したタイミングに対して前向きに過ごしていけるので、良い関係のまま結婚まで進めるでしょう。

結婚像を明確にする

結婚後はどのような生活をするのか、2人で話し合っておくことも大切です。

【話しておくべき結婚像】

  1. お金のこと
  2. 子どものこと
  3. 育児のこと
  4. 家族・親戚のこと
  5. 仕事・働き方のこと
  6. 家事のこと
  7. 家・定住地のこと
  8. 生活レベルのこと
  9. 絶対に譲れないこと

2人の生活に大きく影響する事柄について、お互いにどうするつもりなのかわからないままでいると不安が募るばかりです。

考えや気持ちを伝え合えばお互いへの理解度が深まり、信頼関係をより築いていけるでしょう。

両親や知人に紹介する

お互いのタイミングが合うときに、両親や知人に紹介するのもおすすめです。

相手に対して結婚を真剣に考えていることを伝えられますし、両親や知人から応援してもらうことで結婚まで踏み出しやすくなる可能性もあります。

とくに、お互いの両親は結婚後も長く付き合っていくので、関係を構築するためにも一度紹介してみてはいかがでしょうか。

結婚後も遠距離のままでいるメリット・デメリット

「今の仕事を続けたい」「今住んでいるところから離れたくない」という理由から、結婚後も遠距離のままでいたい方もいるかもしれません。

こちらでは、結婚後も遠距離のままでいるメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

結婚してからも恋人と遠距離で生活するメリットは以下の通りです。

  • 1人の時間を確保できる
  • 生活環境が変わらない
  • マンネリ防止が期待できる

離れて暮らすことから、相手の生活に左右されず自由に時間を使うことができます

また、居住地が変わらないので、仕事を続けたり友達と好きなときに会ったりも可能です。

ずっと一緒に生活をしないからこそ、会えたときには喜びも大きくなり、マンネリ防止も期待できるでしょう。

デメリット

結婚後も遠距離のままでいるデメリットは以下の通りです。

  • すぐに会うことができない
  • 経済的な負担が大きくなる
  • 将来設計が立てづらい
  • 不安やストレスを感じることがある

上記のデメリットは、遠距離恋愛中とほぼ同じようなものばかりですが、家族になったからこそさらに不便を感じる場合もあるでしょう。

気軽に会えないからこそ、ちょっとしたすれ違いはどうしても起こりがちです。

結婚後に遠距離を続けたい場合は、「いつまで離れて暮らすか」「どんな条件が整えば一緒に暮らすか」を話し合っておきましょう。

結婚相談所でも遠距離恋愛からの結婚がある

結婚相談所での出会いにも、遠距離恋愛があります。

結婚相談所は、自分の居住地と同じエリアに住んでいる人を中心に探すこともできますが、日本全国あるいは海外在住の駐在者や外国人を探すことも可能です。

居住地にこだわらず自分が求める条件や相性の合う相手を探したいという場合、遠距離恋愛となることも珍しくありません。

結婚相談所では最初にお見合いを実施しますが、遠距離居住者とのお見合いは双方の希望によってオンラインで行うことも可能です。

オンラインでお見合いをして意気投合した場合、交際に進みます。

結婚相談所での交際は、最初から結婚を前提とした交際であるため、お互いに結婚相手として知っておきたいこと、決めておきたいことなどについても話をします。

遠距離とはいえ、最初から結婚についての話をしやすいため、「この先結婚をすることがあるのだろうか」といった余計な不安を持たずに済むのが最大の強みでしょう。

また、最初から遠距離での恋愛になることがわかっているため、お互いに交際にあたってのルールが決めやすいです。

もしも相手の居住地にはこだわらず、自分と相性の良い相手を探したいという場合は、結婚相手探しの方法として結婚相談所はおすすめです。

遠距離恋愛の結婚は難しい?成就するための過ごし方やタイミングとは、まとめ

遠距離恋愛は大変なことが多いため不安はぬぐい切れないと思いますが、難しさをあらかじめ知って、その対策を練っておけば結婚への道のりをつくりやすくなります。

もし「今住んでいる場所とは異なる相手とも出会ってみたい」と思っているのであれば、結婚相談所での婚活がおすすめです。

結婚相談所であれば、あらかじめお互いに結婚相手を探している者同士が出会うため、遠距離の相手とも結婚についての話が進めやすいです。

また、エクセレンス青山では、会員様一人一人に担当カウンセラーがついてきめ細やかなサポートを行っているため、遠距離でも安心して活動いただけます。

壁にぶつかったとき、分からないことがあるときは、すぐに相談をして解決していくことができるため、婚活の難しさを軽減させることができます。

また、エクセレンス青山がどんな結婚相談所か事前に知っていただくために、正式入会前に試していただけるトライアルコースがあります。

トライアルコースは安価で利用できるうえに、正式入会後と同じシステムやサービスを利用できるので、自分にあった相談所かどうかを事前に確認できるので安心です。

気になる方はぜひ一度、エクセレンス青山にご相談ください。

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